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米どころ郡山地区 水稲苗出荷ピーク
5月7日、JA福島さくら郡山地区の西田・日和田育苗センターで、水稲苗の出荷がピークを迎えています。
コシヒカリやこがねもちなど約7万箱の供給を予定しています。出荷は5月下旬まで続け、全国でも有数の米どころ郡山地区の米作りを支えます。
西田育苗センターの担当者は「5月上旬から急に日中の高温が続いており、水管理に注意して良い状態で苗を農家に届けられるよう万全な注意を払って作業をしている」と育苗の管理に向けて気を引き締めました。
例年は、連休の前後に苗の引き取りが多い傾向ですが、今年は4月の気温が平年を下回ったことの影響で田植えを控える農家が多いと考えられます。
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営農再開に向け農林中央金庫より助成金
JA福島さくらは、農林中央金庫より、営農再開にかかる資機材購入助成金贈呈式を郡山市の本店で開催し、農林中央金庫望月大輔福島支店長、当JA管野啓二組合長ら約15人が出席しました。
今回の助成は、農林中央金庫復興支援プログラムの一環で、東日本大震災による原発事故の影響で、作付制限を受けた地域を対象に必要な生産資材購入に対して支援を行うものです。
支援対象品目は、水稲作付に係る種籾および苗とし、営農再開の費用負担の軽減と、農業収入を増やすことが目的です。
贈呈を行った望月支店長は「原発事故により、基幹産業となる農業は大きな被害を受けた。JAと協力しながら、営農再開に向けて、助成を行ってきました。今後も、復興に向けてJAと連携しながら、取り組んでいきたい」と話しました。
管野組合長は「被災地域の復興に向けて、有効に活用していきたい。地域によっては、これからスタートになる部分もある。担い手人材の確保が大きな課題となってきているので、JAとしても担い手確保に向けて取り組んでまいりたい」と話しました。
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いわきネギ協同播種
JA福島さくらいわきねぎ部会は、当JAいわき地区山田営農経済センターとカントリーエレベーターの倉庫で秋冬ねぎの共同播種を行いました。
今回の共同播種は、部会員と当JA職員で実施され、苗箱約2850枚に播種されました。
今回播種された苗は、5月下旬から6月初旬にかけて定植され、11月頃から翌年4月ごろまで、出荷が続きます。
2021年産のいわき産秋冬ねぎは、4月末まで出荷が予定されているが、3月末現在約216㌧出荷されています。2022年産では、595㌧で1億8000万の販売高を目標としています。
いわき市は、降雪も少なく温暖な気候のため冬季間も安定した出荷ができることと、海岸沿いの砂地が太くて柔らかいねぎを生産するのに適しており、県内はもとより、県外にも「いわきねぎ」というブランドで定着しています。
赤津弘恭部会長は「コロナウイルスの感染予防対策を十分行い、事故やけがの無いよう作業にあたってほしい」とあいさつしました。
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利用者へ感謝を込めて は~とらいふ船引7周年記念
4月1日、2日の2日間、JA福島さくらたむら地区の小規模多機能型居宅介護事業所「は~とらいふ船引」は、田村市の同施設で「開所7周年記念お楽しみ会」を開催し、利用者25人が参加しました。
開所より7周年を記念したお祝いで、利用者への日頃の感謝を込めて職員は手品や踊りなどの余興を披露しました。
今回はコロナウイルス感染対策として、2日間に分けての小規模開催となりましたが、利用者は職員による余興を見て楽しみました。
同施設では今後も、利用者に楽しんでもらうため、万全なコロナ対策を実施し、イベントを行っていきます。
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水稲育苗最盛期
JA福島さくらの子会社、㈱JA郡山市農業受委託では水稲育苗の播種作業が最盛期を迎えています。
郡山市内の西田育苗センターは、連日播種作業と並行して、発芽した苗をハウスに並べる作業を行っています。
同施設は前年並みの育苗箱7万枚の播種を4月26日頃まで実施します。コシヒカリを中心にひとめぼれやこがねもちなどの4品種を生産者に供給します。6日から稼働し、一日平均で育苗箱約3200枚に播種し、3日間芽出し機の中で28度の蒸気を当てられた後、パイプハウスに並べ、約25日育成され、5月上旬から中旬にかけて生産者のもとへと届けられます。
同社村上勝春社長は「ハウス内は寒暖差がある。毎日ハウス内温度との闘いとなっているが、良質な苗を農家に届けられるよう万全な体制で作業にあたる」と話しました。
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地域農業の振興へ 担い手支援担当者進発式
3月29日、JA福島さくら担い手支援担当者進発式を、郡山市の本店及び各地区本部をテレビ会議で繋ぎ行い、担い手担当者に辞令を交付しました。
担い手担当者は、個別課題の解決や事業の提案等を通じて担い手農家との信頼関係の構築を図り、求心力を高め、JA事業拡大に結びつけることを目的に活動していきます。
式では、管野啓二代表理事組合長が「担い手担当者は地域農業を担う集落営農や農業法人などを積極的に育成するとともに安定した農業経営が持続できるように支援し、農業担い手の満足度向上と信頼関係の構築に努めてほしい」と激励しました。また、管野組合長から担い手担当者39人を代表し、たむら地区営農経済部営農課の佐藤彩職員に辞令を手渡しました。
当JAでは2020年度、担い手支援担当者の目標訪問件数3,705件に対し、124%の4,604件の訪問活動を実施しました。今年度も、計画的に活動を実施し、担い手の所得向上や、地域農業の維持発展に向けた活動に取り組んでいきます。
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「親バカトマト」がキャッチコピーネーミング部門で最優秀賞受賞
3月8日福島県庁で、優れたパッケージデザインの県産品を表彰する、「ふくしまベストデザインコンペティション2020-21」が開催され、キャッチコピー・ネーミング部門においてJA福島さくらいわき地区ハウス部会菊田支部の「親バカトマト」が最優秀となるゴールドを受賞しました。
この表彰は、県産品の風評を払拭するために既存の市場を取り戻すだけではなく、新しい市場を開拓できる強い商品力が求められることから、県産品のパッケージデザイン等の向上による商品力強化を目的に、「パッケージデザイン」「ネーミング」「商品企画」へのデザインの活用を図り、消費者への訴求力の高い商品を創出することを目的としています。
今回受賞した「親バカトマト」は、温暖な気候を活かし、冬春トマトの栽培が盛んな同JA山田営農経済センター管内で、土づくりからこだわり生産された同支部のブランドトマトで、自分の子供のようにかわいがり育てる想いを込めて命名されています。
今回は農事組合法人菊田の郷助川農園代表の助川成光氏が、内堀雅雄福島県知事より表彰状を受け取った。
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さつまいも産地化目指して
3月10日、田村市のたむら地区本部会議室で「さつまいも栽培指導会」を開催しました。
今回の指導会では、育苗からほ場の準備など、5月上旬までの期間での栽培管理法の指導を目的とし、遊休農地解消と生産者の所得向上を目指していきます。
同JAでは、株あたりの着生いも数が多く、形状が長紡錘形で揃いが良い「べにはるか」の栽培を推奨。育苗管理においては、温度管理が重要であり、地温計を設置して徹底した温度管理が求められることなど、栽培における様々なポイントを指導しました。
田村市では震災前盛んに葉タバコが栽培されていたが、震災の影響で作付け制限がなされ耕作放棄地が増加した。
同市では、本年秋にさつまいもの貯蔵施設の建設をすすめており、市の補助事業や同JAの助成事業を活用して生産面積を拡大を推奨し、耕作放棄地の解消や生産者の所得向上などを見込み、基幹品目としての確立を目指します。
同JAの担当職員は「当JAとしても初めての取り組みとなるが、関係機関の協力を得ながら、産地化を目指していきたい」と話しました。
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ASAKAMAI887 磐梯熱海温泉で温湯消毒
JA福島さくら郡山地区とこおりやま食のブランド推進協議会は、19日、最高級ブランド米ASAKAMAI887の種もみの温湯消毒に使用する郡山市の磐梯熱海温泉水の水汲みをASAKAMAI887生産部会員ら8人で行ないました。
同米は、特別栽培米で農薬や化学肥料の使用を減らし作付しているため、農薬を使用しない温湯消毒を実施しています。
同部会では2020年から試験的に同温泉水を使用し、一般的な温湯消毒より苗の根張りや病気にも強くなるなどの効果が期待されています。同日汲んだ温泉水は、60℃に温め、10分間種もみを浸し、温湯消毒します。
磐梯熱海温泉は約800年前に開湯したとされ、泉質はアルカリ性単純泉、無色透明、無味無臭で「美肌の湯」として親しまれ、やけどや外傷、皮膚病などに良い名湯として古くから知られています。
同部会の遠藤昭夫部会長は「地元郡山市の名湯磐梯熱海温泉を使い、今まで以上の安全で美味しい最高級米を作り上げていきたい」と話した。今年度は19人の生産者がASAKAMAI887の生産に挑みます。
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指定産地化目指して復興への取り組み
東日本大震災から10年が経過する中、JA福島さくらでは原発事故の影響で避難するなどし、一時帰還困難区域となったふたば地区管内を含む福島県の相双地区で相双農林事務所や近隣のJAと共同で玉ねぎの指定産地とする活動に取り組んでいます。
玉ねぎは放射性物質のセシウムを土壌から吸収しにくいことが、モニタリング検査結果等から判明し、現在ふたば地区管内では振興作物として今年度玉ねぎ17㌶を作付けしている。JAでは、出荷に必要な乾燥作業を請け負っている。また2つの選果施設を稼働させ、市場に出荷されるほか、六次化商品として「玉ねぎドレッシング」としても加工販売されています。
指定産地は野菜のうち、特に、消費量の多いものを国が定め、毎年作付けを行う、大規模な産地を国が指定するもので、指定野菜の価格が安くなった場合に、翌年も作付けできるように、指定産地の農家に下落した価格の差額分を支払う制度。現在同地区では、認定条件とされる相双地区全体での作付けにおいて、大熊町で作付けがなされていないため、2021年度の作付に向けた苗の準備を行っています。
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佐久間牧場が2年連続受賞 乳質環境改善コンクール
葛尾村の㈱佐久間牧場は、JAグループ福島酪農協議会とJA全農福島主催の第26回乳質環境改善コンクールで2年連続最優秀賞並びに県知事賞を受賞し、郡山市のJA福島さくら本店で受賞式を行いました。
このコンクールは、酪農家の乳質環境改善に対する意識高揚と技術向上を図り、良質乳を販売することにより、JAグループ酪農生産基盤を拡充、強化することを目的としています。本来であれば毎年2月に開催しているJAグループ福島の酪農家を集めた全体研修会での表彰式を行うが、コロナ禍に伴い中止となっていました。
同牧場は、東日本大震災で全村避難に見舞われ当時飼養していた牛を手放したが、2018年9月に同牧場を再開し、19年度と20年度の2年連続での受賞となりました。
同JA管野啓二代表理事組合長は「震災後いち早く大規模牧場を立ち上げ、双葉地域における酪農事業の先駆者です。この賞は、日常の経営における施設管理、牛体管理をしっかりと行わないといけない。今後も稼業発展を願っている」と祝いの言葉を述べました。
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農産物直売施設『あぐりあ』グランドオープン
3月16日、農産物直売施設『あぐりあ』がグランドオープンしました。
郡山市安積町にオープンした同施設は、農産物を意味する「アグリカルチャープロダクト」と「巡り」、安積町の頭文字「あ」を組み合わせて『あぐりあ』と命名されました。
新鮮な農産物が並ぶ直売スペースのほか、コミュニティスペースでは玄米をその場で精米・販売できる今摺り米コーナーや、自家焙煎のコーヒーやカカオ豆を取り扱う富久栄珈琲様のコーナーがあります。またレストランスペースには、地産地消をテーマに野菜をふんだんに使用した料理を提供するアーマテラス様と業務委託を行い、本格的な料理を味わうことが出来ます。
これからも様々なイベントを通じて、皆様が農産物と巡り合う場所の提供を行っていきますので皆様ぜひとも足をお運びください。
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さつまいも産地化への第一歩
JA福島さくらふたば地区本部は、楢葉町甘藷部会員を対象とした「甘藷栽培指導会」を2月2日、楢葉支店で開催し部会員、双葉普及所、JA職員ら約30人が参加しました。
同町では、サツマイモの生産を通じた地域活性化を目指しており、2020年12月は、同部会を設立しました。
指導会では、今年度から初めて栽培を行う生産者も多いため、植え付け前までの育苗管理や圃場準備における作業での注意点などを重点に説明を行った。また、JAが事前に行った土壌分析結果をもとにした施肥設計や出荷先、町・JAの助成事業、㈱福島しろはとファームとの連携についての説明もなされた。
猪狩富夫部会長は「より良いサツマイモをつくるためにお互い切磋琢磨して頑張りましょう」とあいさつをしました。
近年、干し芋や焼き芋など加工品の人気が高く国内外でサツマイモの需要が増加しており、楢葉町を産地化し、国内需要を支えることが期待される。2021年度は部会全体で7㌶の作付けを予定しています。
JAでは今後も栽培指導会や説明会を順次開催し、生産者をサポートしていきます。
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手作りこんにゃくで食農教育
いわき地区女性部田人支部は2月9日、田人ふれあい館でいわき市立田人小学校3~5年生を対象に、田人ふるさと塾「こんにゃく作り教室」を開催し、児童14人と同女性部員らが参加しました。
この教室は、食育と地域貢献を目的として実施され、緑川多賀子支部長の説明を受けながらこんにゃく作りを行った。今回使用したこんにゃく芋は、児童らが田人支部の農青連と一緒に植え付けから収穫した芋を使用しました。
出来上がったこんにゃくは、同小中学校で児童全員で味わいました。児童らは「初めて自分で作ったこんにゃくを作ったけど出来立てで美味しい」と話していました。
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たむら地区園芸部会で表彰
たむら地区園芸部会は2月18日、たむら地区園芸部会表彰伝達式を開催しました。
今年度の販売実績は総額12億3,124万円(計画比98.7%・前年比116.3%)となった。今年度はコロナ禍で販売環境への不安はあったが、専門部会ごとの各種指導会や販売対策会議の実施など、部会員、関係機関、JA役職員が連携を図り一丸となって安全な農産物生産に取り組み、前年より約2億円上回る販売に繋がりました。
式では、目標を達成したピーマン、きゅうり、加工トマトの3部会や優良生産者15名を表彰しました。
表彰者は以下のとおり
●目標達成専門部会
=ピーマン専門部会、 きゅうり特産専門部会、加工トマト特産専門部会
●優良生産者
▽最優秀賞=橋本紀恵子(常葉)
▽優秀賞=小泉鎮夫(船引) 松崎好克(船引) 三島木文子(船引) 新田広(三春) 佐久間保雄(三春) M&Aふぁーむ・わたなべ(三春) 過足忠太郎(三春) 郡司梅子(滝根) 根本国芳(小野) 矢吹一郎(小野町) 五十嵐政義(小野町) 松田一治(都路) 吉田篤也(都路) 渡辺幸吉(常葉町)
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