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地域農業の振興へ 担い手支援担当者進発式
JA福島さくらは3月16日、本店及び各統括センターをテレビ会議で繋ぎ、2023年度JA福島さくら担い手支援担当者進発式を開き、担い手担当者37人に辞令を交付しました。
担い手担当者は、個別課題の解決や事業の提案等を通じて担い手農家との信頼関係の構築を図り、求心力を高め、JA事業拡大に結びつけることを目的に活動します。
当JAでは2022年度、担い手支援担当者の目標訪問件数3,780件に対し、128%の4,823件の訪問活動を実施しました。今年度も計画的に活動し、担い手の所得向上や地域農業の維持・発展に向けた活動に取り組みます。
式では、志賀組合長が「農業担い手の満足度向上と信頼関係の構築に努めてほしい」と激励し、担い手担当者を代表し、ふたば統括センター営農課の渡辺祥冬主任に辞令を手渡しました。その後渡辺主任が「訪問活動を通して課題の解決や事業提案に努め、業務に邁進して参ります」と決意表明しました。
式終了後には、スキルアップ研修を行いました。
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経験を生かした仲間づくりを ふたば地区女性部通常総会開催
当JAふたば地区女性部は3月13日、富岡町のふたば統括センターにて第8回通常総会を開き、女性部員、JA役職員ら約20人が出席しました。
総会では、22年度活動報告並びに収支決算の承認、23年度活動計画並びに収支予算の承認、23年度会費の徴収、役員改選についての全4議案を提出し、すべて原案通り承認されました。
役員改選では、東日本大震災以降、県内外に避難している部員がおり、参加者の予測がつかない同地区女性部の現状を鑑みて前役員が引き続き就任しました。再任した石田惠美部長は「これまでの経験を生かした仲間づくり、加入促進を進めたい」とあいさつしました。
今年度は、女性部も活性化とJA運営への参画促進など、5つの重点事項を掲げ活動を展開していきます。
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良質な苗づくり目指す 水稲育苗指導会開く
当JAたむら統括センターは3月7日から9日まで、管内の7箇所で2023年度水稲育苗指導会を開き、生産者約60人が参加しました。
指導会では田村農業普及所の職員が育苗管理について説明しました。種子の予措や浸種、播種、温度管理など苗づくりのポイントをアドバイスし、健苗育苗に向け、栽培管理について学びました。
また、2022年産米の課題である斑点米、胴割粒等による品質低下、茎数不足などの対策として、2023年は①斑点米カメムシ類の防除②適期の収穫③初期生育の安定による茎数確保④適度な中干しの実施などを徹底していくことを確認しました。
同統括センターでは、2023年産米の出荷契約約83,000俵を目指していきます。
参加者は栽培管理について熱心に聞き入り、「毎年育苗しているが、基本をしっかりと再確認することができた。良質な苗づくりに努めていきたい」と意欲を示しました。
たむら地区水稲連絡協議会の猪狩徳孝会長は「美味しい米づくりには、良質な苗づくりが重要。栽培管理を徹底して頂きたい」とあいさつしました。
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3支店が一致団結 共済目標達成に向けて意思統一
当JAいわき地区の3支店からなる南部グループ(いわき菊田支店、勿来支店、遠野支店)は3月10日、いわき市の勿来支店にて2023年度共済推進要領説明会および共済目標達成意思統一会議を開き、同グループの共済担当者約20人が出席しました。
会議では、2023年度の共済事業推進実施要領、キャンペーン、共済事業目標について説明がなされ、出席者は今後の活動に向け真剣に説明を聞いていました。
当JAいわき統括センターの旧統括部長で現融資部の佐藤一栄部長は「組合員や利用者に寄り添った万全な保障提供に取り組み、持続可能なJA経営基盤の確立と強化を目指していく」とあいさつしました。
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あぐりあ2周年祭を開催 大盛況の2日間
郡山市の当JA農産物直売施設あぐりあは3月16日に開店2周年を迎えました。2周年を前にした同月11日と12日の2日間、日頃のご愛顧に感謝を込めて「あぐりあ2周年祭」を開催し、約4,300人の来場と約1,025万円の売り上げを記録しました。
周年祭では、地元農産物の特売や地元農家のいちごを豊富に取り揃えたいちごまつり、野菜の詰め放題など、農産物直売施設ならではの企画を実施し、多くの来場客が買い求めました。
また、キッチンカーの出店や駅弁まつりなど様々なイベントの他、あさか舞玄米コシヒカリ(30㌔)や5,000円相当の福島牛などの豪華賞品が当たる「ガラポン抽選会」で来場客を楽しませました。
さらに、同市の当JA農産物直売所旬の庭が協賛セールを行い周年祭を盛り上げました。
あぐりあの遠藤基州店長は「皆さまのおかげで2周年を迎えることができた。今後も新鮮な農産物の販売やイベントの開催を行っていくので、変わらぬご愛顧をお願いします」と話しました。
2周年当日の16日は、あぐりあでお買い物をしたお客様に紅白大福をプレゼントしました。
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ギガ団地設置への取り組み ギガ団地にかかる担当者説明会
当JAたむら統括センターは3月9日、田村市の同統括センターで2023年度ギガ団地にかかる担当者説明会を開き、JA役職員、田村農業普及所職員ら約10人が出席しました。
説明会では、当JA園芸ギガ団地構想や同統括センター管内における進捗状況について説明されました。
JAグループ福島は園芸振興に向けて、収益性の高い品目の生産や、担い手の育成と新規就農者の受け入れを可能とする生産拠点を育成する「ふくしま園芸ギガ団地」構想を推進しており、構想実現へ県、JA、関係機関が連携しオール福島で推進を図っています。
同統括センター管内の園芸振興作物はピーマンとトマトで、現在、ピーマンのギガ団地設置を進めています。施設ハウス・トンネル資材を申請したのは7人で、2023年度申請面積は43.6㌃です。
同管内はピーマンの生産が盛んですが、生産者の高齢化が課題となっており、今後の対応として、地区にとらわれず、JA福島さくらとしての産地化を図ることが共有されました。
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地域に寄り添い奉仕活動を展開 協同サービスで清掃活動実施
当JAの子会社、㈱JA福島さくら協同サービスでは、地域貢献活動に力を入れて取り組んでいます。
当JAグループ会社としてSDGsで掲げる「住み続けられるまちづくりを」「陸の豊かさを守ろう」という目標や地域貢献活動の一環として、郡山支社では3月から郡山市内の公園等の公共施設の清掃活動を開始し、3月10日には同市の八山田公園で清掃活動を実施しました。また、2019年より全支社で毎月1日に、事務所周辺の清掃を全社員で行っています。
その他、各支社で清掃活動に力を入れており、毎月1回、友引の前日に社員総出で火葬場や斎場周辺等の清掃活動を実施しています。
同社の吉田裕武社長は「清掃活動を通じて地域社会に貢献したい」と話しました。
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永年勤続功労職員を表彰
JA福島さくらは3月10日、永年勤続功労職員表彰式を本店で行いました。今年は6人が40年勤続、11人が30年勤続表彰を受けました。
表彰式には受賞者や常勤役員、部長ら約80人が出席しました。志賀組合長が「永年勤続されている皆様は組織、組合員、利用者、後輩職員の貴重な財産でありパートナーである」と受賞者の労をねぎらい、「これからも後輩職員の指導を行っていただきたい」と期待を述べました。その後、志賀組合長が受賞者に賞状と記念品を手渡しました。
受賞者代表として損害賠償対策課の髙倉好文課長が「本日の表彰を節目としてこれまで培ってきた経験を十分に発揮し業務にあたるとともに、これまで以上に自己研鑽に励みJAに貢献できるよう努めていきたい」と謝辞を述べました。
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ふたば地区女性部浪江支部 通常総会開催
当JAふたば地区女性部浪江支部は3月8日、浪江町の大堀防災コミュニティセンターにおいて通常総会を開き、部員ら約10人が出席しました。
議案は2022年度の事業報告並びに収支決算の承認、2023年度の事業計画並びに収支予算の設定、役員改選案が提出され、全会一致で承認されました。支部長には渡邉栄子さんが就任しました。
今年度は、町内に帰還し女性部に加入した部員も含め、浪江支部独自の活動として「なみえ十日市」に合わせて作成した作品の展示や菊の講習会を開き、さらなる部員の獲得を図っていきます。
部員からは「企画旅行を実施したい」などの活発な意見が交わされました。
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和牛甲子園で優良賞受賞
福島県立磐城農業高校は1月19、20日、東京都の品川グランドホールと東京都中央卸売市場食肉市場で開催された第6回和牛甲子園の枝肉共励会において、東北唯一となる優良賞を受賞しました。
和牛甲子園とは、全国の畜産学科が設置されている学校を中心に学生らが育てた和牛が集まり、飼養の取組や枝肉の肉質を競い合う大会で、学生らに「和牛甲子園大会出場」という目標・目的意識を持たせ、学習効果の向上と畜産業界への関心を高めてもらうことを目的としています。
同校からあさがお40号(父=花国白清、母の父=幸紀雄)が出品され、出場校40校、出品牛55頭の中から優良賞となり、その後行われたセリで㌔単価3,012円となりました。
取組発表では「目指せ!いわきブランドの確立!~牛とつながる先輩との絆~」と題して飼養する中での想いを発表しました。
今回出品した枝肉は、A5等級でBMS12、オレイン酸や不飽和脂肪酸の数値も最優秀賞を取った牛肉に引けを取りませんでした。
同校の瀧澤咲良さんは「大切に育てた牛肉をいわき市のみなさんに食べていただきたい」と話しました。
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納豆から地域おこしを 田村市産大豆使用の納豆販売へ
田村市の当JA農産物直売所ふぁせるたむらでは2月3日から、同市船引町瀬川地区の住民有志で組織する「やってみっ会」の会員が栽培した地場産大豆を使用し、二本松市の小浜納豆が製造した納豆の限定販売を開始しました。
販売を開始したのは、普通の大豆を使用した「せがわさん納豆(白)」(税込み180円)と黒大豆を使用した「せがわくん納豆(黒)」(税込み250円)の2種類です。
同会では県の「浜通り地域等県産品応援事業」を活用し、遊休農地の活用や農業振興、地域活性化を目的として会員らが大豆の栽培をし、市内の一般社団法人スイッチと連携し、出来上がった製品の試食会を重ねながら試行錯誤を繰り返しました。
同会の三浦隆一さんは「地場産の大豆から丁寧に作ったこだわりの納豆です。製品に瀬川の地名を入れたことで、地域おこしにもつなげていきたいです。納得のいく納豆に仕上がっているのでぜひ手に取っていただきたい」と話しました。
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農林業発展に貢献3個人1団体表彰
いわき市は2月1日、2022年度いわき市農林業賞表彰式を同市のクレールコートで開催し、市農林業の発展や農村社会の近代化に意欲的に取組み、顕著な実績を上げた3個人1団体を表彰しました。
個人・団体の部に蛭田一さん、青年の部に草野純一さん、貢献の部に岡部美知留さんとNPO法人みどりの杜福祉会いわきワイナリーが受賞しました。
蛭田さんは間伐に取組み、技術指導や林業後継者の育成など、地域林業の振興に貢献しています。
草野さんは繁殖牛16頭を飼育、水稲2.1㌶を栽培し、地域に先駆けたICT技術の導入や和牛繁殖家振興への貢献が評価されました。
岡部さんは福島県立磐城農業高校で畜産を専攻。昨年開催された第12回全国和牛能力共進会「特別区」で12席を、和牛審査協議会「高校生の部」で福島県勢初となる最優秀賞を受賞するなど、同市畜産の振興に寄与しました。
みどりの杜福祉会いわきワイナリーはワインを製造・販売する福祉事業所で、原材料のブドウの生産・醸造・出荷作業までの全工程に障がい者が携わるなど、農福連携により共生社会の実現に寄与しています。
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美味しく食べて 子ども食堂への食材提供
当JA農産物直売施設あぐりあでは、子ども食堂運営団体への食材提供を通じて地域貢献活動を行っています。
この取り組みは、あぐりあの前身となる旬の庭のときから行っており、現在は、運営する4つの団体への提供を続けています。
提供される農産物は、あぐりあに出荷する生産者へ寄付の意向があるか事前に確認を取り、販売に至らなかったものを提供しています。
あぐりあの遠藤基州店長は「この取り組みは、食材ロスの削減や地域の子どもたちへの食事提供へつながり非常にうれしい。生産者の方々の善意でもあるので、美味しく調理し、食べていただきたい」と話しました。
また、子ども食堂を運営し、お弁当の配布やフードパントリーを実施するNPO法人レインボー88の橋本綾華代表理事は「食材の提供はありがたい。栄養バランスを考えると野菜は必要不可欠。生産者からのご厚意により野菜が食べられることを子どもたちにも伝えている。今後もありがたみを伝えながら子ども食堂の運営を続けていきたい」と話しました。
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いわき市の農業振興へ 意見交換会開催
当JAは3月6日、いわき市のいわき統括センターで、いわき市農業委員会と当JAいわき地区理事との意見交換会を開催し、農業委員・農地利用最適化推進委員とJA役職員の約40人が参加しました。
意見交換会では、農地利用の最適化を推進し、農業経営の合理化及び生産基盤の強化を目的として実施されました。
同会では、地域を支える農業者(担い手、新規就農者)の確保や遊休農地の発生防止・解消に向けた取り組みに関する意見の他、集落話し合いに基づき地域農業の将来像を定める地域計画策定に向けた取り組みに対して活発な意見交換がなされました。
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農業再生に向けて 浪江町育苗施設落成式
双葉郡浪江町は3月1日、同町刈宿地区の刈宿小学校跡地に整備を進めていた浪江町育苗施設の落成式を執り行いました。
同町は、原発事故により長期間の避難生活を強いられ、2017年から一部地域が避難指示解除となったものの、営農再開に向けて農業設備や農業機械の整備が課題となっていました。そのため、同町では、農業者の帰還や移住、営農再開を後押しし、主要産業である農業再生につなげるため、農業施設の整備を進めています。
同施設は、水稲や新たな特産品の玉ねぎを生産しやすい環境を整え、水田や畑の利活用を促進することを目的に、整備を進めてきました。
施設には、苗の発芽を促す機械など生産設備が入る「機械棟」、幼苗を育成する「緑化棟」のほか、ビニールハウス23棟を設け、水稲計300㌶分、玉ねぎ15㌶分の苗を育てます。管理運営は当JAが行います。
落成式では、吉田栄光浪江町長、当JA高野順復興専任理事など関係者らがテープカットし、吉田町長が起動スイッチを押して稼働を開始しました。
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