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ICTを活用し収量増へ ザルビオと連携した可変施肥実証
JA全農福島とJA福島さくらは4月22日、郡山市の遠藤敏夫さんの圃場でザルビオと連携した水稲の可変施肥実証を行い、JA全農福島、当JA、関係者機関から13人が参加しました。
ザルビオは衛星画像と人工知能(AI)分析を活用した最新の営農システムで、圃場全体の生育むらや地力むらを可視化できるマップ機能、生育予測機能、病害予測アラート機能などを備えています。
遠藤さんは、同市のアグリテック事業の一環として、ザルビオの可変施肥機能と、農業機械の提供を行う㈱IHIアグリテックのブロードキャスターを連携し、可変施肥を行いました。同社のブロードキャスターとの連携は県内で初めてとなります。
JA全農福島職員がザルビオとの連携を、同社社員がブロードキャスターの説明をし、その後可変施肥の実証を行いました。
今回の実証では、ザルビオで算出した地力マップをもとに肥料の散布を行い、散布量の調整作業を確認しました。
当JAは今後も可変施肥を行い、継続して生育確認や収量の変化について聞き取りを行っていきます。
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次代を担う農業者vol.35
次代を担う農業者vol.35 今回は、双葉郡川内村で水稲を栽培している遠藤圭悟さんにお話を聞きました。
🌸このインタビューは、広報誌「さくら」4月号にも掲載しています🌸
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JA全農福島へ県内で唯一生産販売 種なしピーマン定植開始
三春町の集落営農組織グリーンファーム込木は4月10日、県内で唯一生産販売に取り組む種なしピーマンの定植作業を開始しました。
種なしピーマンは2019年、当JAがJA全農福島から情報提供を受け、グリーンファーム込木に試験栽培を提案しました。
種なしピーマンの品種名は「タネーラ」で、商品名が「タネなっぴー」。横浜植木㈱が開発し、2022年2月に品種登録されました。種がなく、調理しやすいのが特徴です。
今年の栽培は、グリーンファーム込木が所有するパイプハウスと当JAの農業体験温室を活用し、計5㌃に約700本の苗を定植します。6月中旬から11月下旬まで当JAを通してJA全農福島へ約4㌧の出荷を計画しています。
栽培に取り組むグリーンファーム込木の安部好市さんは、「肥培管理を徹底し、昨年よりも収穫量を増やして出荷していきたい」と意気込みました。
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カゴメジュース用トマト鉢上げ
当JAたむら地区管内で4月10日、ジュース用トマトの苗配布が始まりました。当JAは今年もJA全農福島を通じてカゴメへ出荷します。
当JAたむら地区特産部会加工トマト部会の渡辺正久部会長が同日、三春町の育苗ハウスにおいて苗の鉢上げ作業を行いました。
事前に土詰めをした苗床へ、苗鉢が収まる深さの植穴を自作の棒で穴をあけ、7㌢ほどの丈に育った苗を移植しました。
渡辺部会長は「浅植に注意し、倒れないようにまっすぐ植えることを意識した。日頃の温度管理を徹底し健苗に育てていきたい。また、前年を超える収穫量を目指したい」と意欲を見せました。
同部会は、今年度4戸が47㌃で作付けする予定で、定植作業は5月上旬から中旬にかけて行い、7月下旬には収穫を迎える見込みです。
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体も心も健康に 「広場だんだん」の一日開催
当JAたむら地区夕鶴会は4月11日、三春町のふれあい広場だんだんで「広場だんだん」の一日を開催し、地域住民、同会員、看護師ら約10人が参加しました。
この活動は、高齢者の生きがいづくりの一環として行われており、今回は当JAデイサービスセンターきららの看護師による柔らかなゴムバンドを用いた指や足の体操などが行われました。看護師が健康状態を確認しつつ談笑しながら、和やかな雰囲気で参加者は体操を楽しんでいました。
また昼食には同会の部員特製カレー、たまごスープ、ピクルス、ポテトサラダが振舞われました。
同会は、高齢者が健康的な生活を送るための支援としてこのような活動を定期的に行っています。今後も活動を実施し、体操と食事で体の健康を、参加者同士や看護師、部員との交流で心の健康の維持を目指していきます。
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強風でキュウリハウス半壊 JA役職員が状況確認
JA福島さくらは4月10日、3月に発生した暴風の被害状況を確認するため、当JAの役職員8人が郡山市逢瀬町の圃場を訪問しました。
同町でキュウリを栽培している近藤秀行さんは、3月16~18日にかけての暴風により、2連棟ハウスの半壊と、定植苗約900本が被害を受けました。被害面積は8.8㌃。気象庁によると、18日は、郡山市で25.7㍍(最大瞬間風速)を記録しました。
近藤さんは2022年に新規就農し、ハウスは昨年建設したばかりでした。今後は復旧次第、苗を定植し直す予定ですが、ハウス再建の見通しは立っていません。
圃場を訪問した当JA役職員らは、風害発生時の状況や今後の取組について意見を交わしました。
近藤さんは「新規就農したばかりでハウスの被害は厳しい。再建にも費用がかかり負担が大きい」と肩を落としました。志賀組合長は「被害に遭われて大変つらいと思う。農業再開に向けてJAも力を尽くして取り組んでいく」と話しました。
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葛尾村で冬の伝統食販売始まる
葛尾村で食品加工・販売を行っている「ふるさとのおふくろフーズ」が作った凍み餅が、3月13日から当JAの各直売所で販売を開始しました。
凍み餅は、もち米とうるち粉にごんぼっぱ(オヤマボクチ)とヨモギを混ぜてつき上げ、均等な厚さに切り水に浸して凍らせます。屋内で40日ほど吊るして乾燥させることによってうま味が凝縮します。
この凍み餅は、昼夜の寒暖差や冬の冷え込みが厳しい同村では古くから製造されています。また、同村内の小学校でも給食で提供され、村の伝統食として様々な年代に浸透しています。
同社では現在4人で生産・加工を行っており、今年は9,500連を生産し、震災以前のピーク時の8,800連を上回りました。
製造を行う社員は「今シーズンは暖冬だったこともあり出来を心配したが、例年通り上々の仕上がりとなった。ぜひ皆さんに食べてほしい」と話しました。
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ふたば地区女性部役員会
当JAふたば地区女性部は2月22日、富岡町の当JAふたば統括センターで役員会を開き、石田惠美部長をはじめとする役員や当JAの職員ら6人が参加しました。
役員会は2024年度上期の活動計画を策定することを目的に行い、総会や健康増進活動について協議したほか、各支部の活動についても活発な意見交換が行われました。
石田部長は「部員一丸となってふたば地区を盛り上げていきたい。部員が笑顔になって、地域にも貢献できる活動を考えていく」と話しました。
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たむら地区女性部通常総会開催
当JAたむら地区女性部は3月23日、田村市の当JAたむら統括センターにて第9回通常総会を開き、女性部員や当JA役職員ら57人が出席しました。
総会では、2023年度の事業報告や2024年度事業計画など全3議案が提出され、全会一致で承認されました。
同女性部は、女性部長会議のほか、女性大学や健康ウォーキング大会、「親子で学ぼう!農業体験」など活発に活動しており、今後も組織活動の充実に向けた取組を計画しています。
また、2021~2022年度に役員を務めた泉田ひろみさん(大越総支部)、荒井花江さん(小野総支部)、吉田悦子さん(常葉総支部)へ感謝状を贈呈しました。
橋本洋子部長は「地域活動を通して部員みんなで結束を固めて女性部活動を盛り上げていきたい」と話しました。
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地域農業の振興へ 担い手支援担当者進発式
JA福島さくらは3月28日、郡山市の本店と各統括センターをテレビ会議でつなぎ、2024年度JA福島さくら担い手支援担当者進発式を開き、担い手担当者22人に辞令を交付しました。
担い手支援担当者は、農家の個別課題の解決や事業の提案を通じて農家との信頼関係を構築し、JA事業拡大に結びつけることを目的に活動しています。
2023年度は、担い手支援担当者の目標訪問件数3,780件に対し、131%の4,956件の訪問活動を実施しました。今年度も計画的に活動し、担い手の所得向上や地域農業の維持発展に向けた活動に取り組みます。
式では、志賀組合長から担い手支援担当者を代表し、三穂田営農経済センターの山田智範さんに辞令を手渡しました。山田さんが「担い手支援担当者として、新規就農者への支援の強化と各関係機関と連携した訪問活動を通して絆づくりに努めていく」と決意表明し、志賀組合長は「地域農業が元気になることで、地域社会全体が元気になる。担当者にはその元気の種を蒔いてもらいたい」と激励しました。
式終了後には、スキルアップ研修を行いました。
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より良いJAづくりへ若手・中堅職員が提案 第4期リレーションプロジェクト発足
JA福島さくらは3月27日、新事業への取組や、業務改善に向けた策定、次期中期経営計画への提案を目的に「JA福島さくらリレーションプロジェクト」を発足しました。各部署より若手・中堅職員18人をメンバーとして選出しました。このプロジェクトは2021年度より開始し、今年度で第4期目となります。
同日、郡山市の本店で委嘱状交付式を行い、当JA役員および選任されたメンバー24人が出席しました。
このプロジェクトでは、経営改善に資する新たなビジネスモデルの構築を目指し、環境変化を見通した将来ビジョンの策定により、新規事業への取組をはじめ業務改善や働き方改革における労働生産性や労働環境の向上など、JAを取り巻く様々な課題について検討し、組合員・利用者との関係性を深め魅力あるJAづくりを進めていきます。
メンバーの安齋順子さんは「JA福島さくらがより良い組織となるよう、現場の声を提案していきたい」と話しました。
今後同プロジェクトではCS・ES向上や新規事業について協議を重ね、提案につなげていきます。
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春トマト「うらら~ulala~」いわき市長表敬訪問
当JAの志賀組合長は3月18日、いわき市の内田広之市長を訪ね、同市と楢葉町で栽培している春トマト「うらら~ulala~」の販売を開始したことを報告しました。
いわき市や楢葉町のトマトは昨年、「冬春トマト」として東北地方で初の野菜指定産地に選ばれ、新たなブランド化を進めており、この度冬春トマト3種類を「うらら~ulala~」と名付け、3月から販売を開始した。
志賀組合長は「生産者の所得向上と地元消費者へのPRを目的に、『うらら』のネーミングで新たな付加価値を付けた販売を行っていく。ご支援をお願いしたい」と話し、内田市長にトマトを手渡し、試食を行いました。
表敬訪問には、いわきサンシャイントマト出荷協議会の石橋洋典会長、㈱平果の志賀一義常務取締役蔬菜営業本部長が同席しました。
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今年の出荷に向けて ベトナム向け梨輸出反省会
JA福島さくらは3月21日、ベトナム向け梨輸出反省会を郡山市の本店で行い、JA全農福島や当JAの役職員、流通業者ら15人が出席しました。
反省会では、2023年度梨輸出の実績、課題と要望、2024年度の取組について協議しました。2023年度の輸出実績は「豊水」2㌧、「二十一世紀」2.9㌧、「新高」1.7㌧の計6.6㌧となりました。
また、今後の課題として、選果時の負担や販売単価について意見が挙がったほか、流通会社㈱玉川の社員から選果後の保管や配送時の温度管理の徹底が呼びかけられた。
当JAの山田賢一常務は「当JAにおいて梨の輸出が定着しており、今年度もスムーズに輸出を行いたい。関係機関の皆様のご協力をお願いしたい」と話しました。
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農青連を盛り上げる 郡山地区青年連盟通常総会
当JA郡山地区青年連盟は3月15日、郡山市の本店にて第8回通常総会を開き、盟友や当JA役職員約20人が出席しました。
総会では、2023年度の事業報告、2024年度の事業計画など全4議案が全会一致で承認されました。
前年から引き続き就任した橋本一弘委員長は「現在農業情勢は厳しい状況が続いているが、皆さんと一緒に農青連が盛り上がるような活動をしていきたい」とあいさつしました。
また、総会では優良支部表彰を行い、大槻支部が表彰されました。
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水稲育苗センター開所式
当JA子会社の㈱JA郡山市農業受委託は3月15日、西田水稲育苗センターで開所式を行い、当JAの役職員16人が出席しました。
当JA郡山統括センターの小泉昭光統括部長は「計画目標に近づけるよう連携して取り組んでいこう」とあいさつしました。
同センターでは、品質の良い水稲苗を安定して生産・供給することで、生産者の作業負担軽減に取り組んでおり、今後は4月6日に開始する水稲種まき作業に合わせ従業員らが苗箱等の準備を行います。
当JA郡山地区管内では、育苗箱約7万箱の播種を4月25日ごろまで行う予定で、コシヒカリ、ひとめぼれ、天のつぶ、こがねもちの4品種を生産者に供給します。
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