特集

繁殖牛放牧スタート

 いわき市のいわき市営芝山牧場で5月7日、牛の放牧が始まりました。繁殖牛の雌牛22頭が青々と茂った草の感触を楽しみました。

 放牧は妊娠牛が中心で、環境の良い放牧場での適度な運動や、新鮮な牧草を与えることで出産に良い影響を与えるため、出産の1カ月前まで放牧されます。

 芝山牧場は、面積50㌶、標高819㍍に最大で約80頭の放牧ができます。1969年に公共牧場として放牧を開始し、畜産農家の労働軽減、コスト低減を目的に運営しています。放牧前の検査のほか、定期的に健康状態観察やワクチン接種を行っています。東北地方の中でも早くに放牧を開始し、11月下旬まで行い、東北地方では一番遅い閉牧となります。

 同牧場は、いわき市役所が管理運営をしています。今年度の放牧申し込みについては相談に応じています。

via

企画部・人見 企画部・人見

JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!