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品質上々!ブドウ出荷開始
当JAの子会社、㈱JA郡山市農業受委託は、郡山市西田町の水稲育苗ハウスに2017年6月に定植したブドウ「ピオーネ」が順調に成育し、収穫期を迎えました。ピオーネは大粒で甘味と酸味のバランスが良く、品質は上々です。
水稲育苗ハウスを利用したブドウのアーチ栽培は、田植え前の一時期を過ぎると遊休状態となる育苗ハウスを有効活用することで、設備投資が少なくても施設栽培ができるというモデル農法を確立しました。栽培面積はハウス3棟(計8.1㌃)で、ピオーネ33本を栽培しています。
今年は約1,000房が実っており、当JA農産物直売施設「あぐりあ」や「旬の庭」をはじめ、いわき市の当JA農産物直売所4店舗などで販売を開始しました。出荷は9月中旬まで続きます。
同社社員は「栄養豊富な土壌からできるブドウは大粒で甘みがある仕上がりとなった。ぜひ、多くの消費者の皆さんに味わってほしい」と話しました。
今後はシャインマスカットの出荷も始まります。
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親子で学ぼう!農業体験開催
当JAたむら統括センターは8月11日、「親子で学ぼう!農業体験」を開催し、10組34人の親子が参加しました。
農業体験では、田村市にある当JAの子会社㈱アグリサポートたむらの圃場で、ピーマンやミニトマトなどの野菜収穫体験を行いました。同社職員と当JA営農指導員が収穫の仕方やおいしい野菜の見分け方を説明し、子どもたちは自分で収穫したミニトマトをその場でおいしそうに頬張りました。
収穫体験後には、食育教室や工作を行いました。食育教室では㈱ほしくまの職員を講師に招いて夏野菜クイズを、工作では当JA職員指導のもと空気鉄砲を作り、親子で協力しながら楽しみました。
閉会式のあとには、昼食として「キッチンほしくま」提供の夏野菜カレーとおかずマフィン、かぼちゃシフォンがふるまわれました。
この取り組みは、「食」を支える根本である「農業」を親子で学んでもらうことを目的に行っており、当JAが合併してからの8年間で302組888人の親子が参加しています。
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安積高校生フィールドワーク実施 スマート農業の理解深める
JA福島さくらは8月8日、郡山市の当JA本店にて福島県立安積高等学校の1年生4人を受け入れ、フィールドワークを行いました。
フィールドワークでは、当JA営農部の職員が当JAの概要を説明した後、学生から事前に送られたスマート農業に関する質問①スマート農業を促進する活動として何を行っているか②スマート農業に対する農家の意見③福島県での普及率④当JAによるスマート農業の活用⑤スマート農業を活用する上での課題について資料を用いて回答しました。
その他、ドローンを活用した農薬散布の映像を視聴し、スマート農業の労力省力化について学びました。
学生はスマート農業の活用方法や使用対象者について質問し、「ドローンはテレビなどで見たことはあったが、実際にどのような働きをするのか知らなかったので、勉強になった」と話しました。
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富岡町でパッションフルーツ最盛期
富岡町で解体工事業を営む㈱サン・クリーンで、南国フルーツのパッションフルーツが栽培されています。
同社は、東日本大震災後に従業員の長期的な雇用を守るため農業部門を設立。震災と東京電力福島第1原発事故からの復興を進める町の特産品にしようと2019年にパッションフルーツの栽培を始めました。現在、正社員4人、パート5人で年間約5㌧の収穫を行っています。収穫は6月末から8月末までの予定です。
ビニールハウス9棟(20㌃)で栽培しているパッションフルーツは、糖度が15度ほどあり、ほんのり感じる酸味が特徴です。露地5㌃での栽培もしており、寒暖差の効果でより甘くなり、糖度が16度ほどになります。
無農薬にこだわり、堆肥として牛糞堆肥や自家で作った竹チップ、もみ殻燻炭を入れ、有機質による土壌改良に努めています。施設では、気密性・断熱性を高くし、ハウスを30度程度に保つことで大幅なコスト削減を実現しました。今年度からは、高温障害の対策としてミストシステムを導入しています。
ハウス近くの「お休み処 富憩荘」では、6次化商品も販売しています。
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良食味・高品質目指す 稲作現地指導会開く
当JAたむら統括センターと田村農業普及所は8月3日から5日の3日間、同統括センター管内の8カ所で稲作現地指導会を開催し、約60人の生産者が参加しました。
指導会では田村農業普及所の職員が今後の栽培管理のポイントについて説明。斑点米カメムシ類の防除、高温対策としての収穫までの水管理、適期収穫と収穫作業時の留意点などについて話しました。
特に今年は高温により、斑点米カメムシ類の多発が予想され、等級が下落する大きな要因となることから適期にしっかりと防除することを呼びかけました。また、刈り遅れは胴割米や着色粒が増加し品質低下を招くので、圃場を見渡し、籾の黄化状況から刈取時期を決定し、遅れのないよう指導を行いました。
参加した生産者は「今年は特に猛暑が続いているので栽培管理や病害虫の防除を徹底し、良質な米を出荷できるよう努めたい」と話しました。
同地区では2023年産米の出荷契約8万1000俵を目指しています。
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出荷に向けて選果基準を確認
当JA郡山地区梨生産部会は8月7日、幸水の出荷最盛期を前に生産者間で出荷規格の確認をするため、郡山地区梨共同選果場で幸水の出荷目ぞろえ会を開き、生産者、JA職員、JA全農福島、県中農林事務所、㈱郡山大新青果関係職員ら約50人が参加しました。
目ぞろえ会では、県内外の販売情勢、現在の生育概況について説明し、併せて収穫期の注意点や今後の防除について指導が行われました。その後、現物を用いて良質確保に向けた選果基準を確認しました。
東北地方では、7月の平均気温が平年より2.5度高く推移し、降水量は平年よりかなり少なくなっています。高温・乾燥条件は、果実の成熟に大きな影響を及ぼし、芯腐れ症の発生やハダニ類の発生が増加する可能性があることから、園地の状況をよく確認し、体調管理には十分注意をして収穫作業にあたってほしいと呼びかけられました。
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JA福島さくらスマサポ大会 末永あかりさん最優秀賞
JA福島さくらは8月3日、共済窓口担当者を対象とした第8回JA福島さくらスマイルサポーターロールプレイング大会を郡山市の当JA本店で開きました。管内各地区から職員9人が出場し、船引支店の末永あかりさんが最優秀賞を受賞しました。優秀賞には三和支店の草野美里さんと熱海支店の阿部笑花さんが選ばれました。
競技は自動車共済の契約継続シーンを電話対応で行うことを想定して実施。適正な契約内容や保障内容の説明を持ち時間12分で提案しました。
審査員を務めたJA共済連の平田幸天JA支援室郡山担当次長は「皆さん具体例を用いて提案しており、日頃から丁寧にお客様に提案していることが見て取れた。上位の方はニーズ喚起が特に上手だった」と話しました。
最優秀賞の末永さんと優秀賞の草野さんは、9月13日に行われる県大会に当JA代表として出場します。
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いわき市と福島大学食農学類が意見交換 課題解決に向けて
いわき市と福島大学食農学類は8月7日、連携推進事業の一環としてはじめて、同市農業の課題解決に向けたワークショップを同市役所で開催し、同大学の学生26人と生産者、当JA、加工業者、小売業者約30人が参加しました。
ワークショップでは、「市場向け以外のナシ、トマトの有効な利活用方法」「飲食店との連携など、地元農作物等の地域内流通の有効性と課題」「JAが提唱しているギガ団地構想(ネギ)の戦略分析」の3テーマについて意見交換を行いました。
「JAが提唱しているギガ団地構想(ネギ)の戦略分析」では、2度のフィールドワークを実施し、ギガ団地構想予定地を見学しました。ワークショップでは、同市内の生産者や当JAいわき統括センター営農課、㈱平果、㈱マルト商事青果部の役職員が同席し、生産と流通の2方面から、学生らと意見を交わしました。
同大学農学類長の荒井聡教授は「若い世代の柔軟な考えで課題に取り組み、地域農業への貢献につなげてほしい」と話しました。
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サンシャインいわき梨収穫はじまる
当JAいわき地区管内で栽培されている梨の収穫作業が始まりました。
同地区では、幸水、豊水、涼豊、新高を栽培し、「サンシャインいわき梨」のブランドで、同地区の農業を支える基幹品目に位置付けられています。今年度は、生産者60人、栽培面積約23㌶で、計350㌧の出荷を計画しています。2017年からはベトナムへの出荷もはじまり、昨年度は計4㌧(豊水2・1㌧、新高1・9㌧)を輸出しました。
いわき市小川町で90㌃の畑で梨を栽培している長谷川章さんは「いわき梨は土づくりからこだわり、太陽の恵みを受けて甘みが強いのが特徴。今年は高温や乾燥の影響で水不足が続き、小玉傾向にあるが、その分今までにない甘さが期待できる」と話しました。
8月10日には当JAいわき地区梨選果場で操業開始式が行われ、県内外や海外に向けて本格的に出荷が始まります。
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ブロッコリーの大規模栽培実証へ アグリサポートふたば
当JA子会社の㈱JAアグリサポートふたばは、浪江町でブロッコリーの直播栽培実証を開始しました。8月3日には、圃場で同社社員と当JA職員がJA福島中央会、全農福島、双葉農業普及所など関係機関の立会いのもと機械による直播作業を行いました。
この取り組みは、東日本大震災と原発事故による長期避難の影響で、ふたば地区の担い手確保が課題となっている中、省力化・機械化により少人数でも対応可能な大規模栽培体制の構築を目指すため、今年度から始まりました。6月13日には、福島県が発表した今年度の営農再開支援事業に採択されています。
今回は、1㌶の圃場にブロッコリー品種「おはよう」を直播栽培し、実証を行います。全国でも取り組み事例が少なく、機械化一貫体系の実証確認を行うため、対象面積での作業時間の計測なども行いました。
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一つ一つ丁寧に手摘みでホップ収穫
当JAたむら地区管内の田村市大越町で8月2日よりホップの収穫が始まりました。
今年の作付面積は90㌃。収穫したホップは、同市都路町の醸造所ホップジャパンがクラフトビールの醸造に使用します。
「ホップジャパン新田ファーム」代表の新田浩氏は、5年前に田村市のモデル栽培でホップを導入して以来、現在30㌃の圃場で6品種のホップをウインチ式設備のワイヤー栽培しており、高所に登ることもなく省力化できて、収穫した花も軽く負担が少ないため、従業員4人で全て手摘み収穫を行っています。
また、同地区では標高650㍍で栽培しており、昼夜の寒暖差により病害虫の影響が少なく慣行栽培の半分の防除で栽培しています。
今年度の出荷時期は例年より5日遅く、8月20日頃まで収穫予定です。5月上旬の凍霜害の影響で平年より2割減の収穫量で、毬花(まりばな)の大きさはやや小ぶりですが、香りや苦みのもととなる成分は良好です。収穫日に都路町の醸造所ホップジャパンへ納品され、1ヵ月を掛け醸造し、9月にはクラフトビールとして発売する計画です。
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暑熱対策を呼びかけ 青作現地指導会
当JAたむら統括センターは7月26日から8月1日までの4日間、同統括センター管内10箇所で第2回ピーマン青作現地指導会を開きました。管内の主要品目であるピーマンの出荷がピークを迎えるのを前に、猛暑対策などを学ぼうと生産者約230人が参加しました。
同指導会ではピーマン担当の営農指導員が販売情勢について説明しました。選果状況については、レプリカを使用して規格を統一することや、農薬による汚れ防止のため、農薬の使用時には展着剤や適期に撹拌して果実に付着しないように注意することなどを呼びかけました。
また、日本農業新聞に掲載されている「夏秋野菜猛暑に克つ」の記事を活用し、ピーマンの暑熱対策について説明しました。その後、田村農業普及所の職員が今後の栽培管理や尻腐果対策としてこまめな潅水を実施するようアドバイスしました。
管内の7月末までのピーマンの販売概況は品質も良く収量も安定しており、値段も高値で取引されています。
今年度は、栽培面積24.1㌶、総出荷量1580㌧、販売高5億8500万円を目指します。
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販売実績、前年度を上回る たむら地区園芸部会お盆販売対策会議
当JAたむら地区園芸部会は8月2日、田村市の当JAたむら統括センターでお盆販売対策会議を開き、園芸部会役員、部会員、田村農業普及所、JA全農、JA職員23人が参加しました。
会議では、当JA職員が夏秋野菜販売実績及び販売情勢について説明。同地区の今年度7月31日までの園芸販売実績は3億3318万4234円で前年同期比117%、数量113%、単価104%の実績で、前年を上回る結果となりました。また、お盆の出荷対象品目と出荷日程を確認し、作柄概況、お盆前後の出荷予想について情報提供を呼び掛けました。
今後の栽培管理について、田村農業普及所から高温対策、潅水、生理障害対策について説明があり、猛暑が続いていることから、潅水は気温が低い時間に少量で多数回行うようアドバイスしました。
会議の中で、佐久間良一同部会長は「今年度は収量も安定し、高値で取引されている。7月からは猛暑の影響で生理障害もでてきていることから、暑さ対策をして栽培管理を徹底し、収量を確保して目標達成できるよう努めてまいりましょう」とあいさつしました。
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NHKラジオで管内の農産物をPR
当JA女性部協議会の加藤満喜子会長は7月27日、NHKラジオ「ふくどん!」の「絶品市場」で当JA管内の農産物を紹介しました。「絶品市場」は、福島県内の特産品や旬の食材を取り上げ、その魅力を紹介するコーナーです。
加藤会長は、郡山市で生産される「コシヒカリ」と「ひとめぼれ」の一等米で、郡山産ブランド米として広く知られている「あさか舞」を紹介し、「あさか舞」の歴史や特徴、米作りに適した当JA郡山地区の生育環境を説明しました。
パーソナリティの須藤 健吾さん、レギュラーゲストの引地洋輔さん、白鳥久美子さんが実際に試食し、「良い香りがする。米が立っていておいしい」と太鼓判を押しました。
また、ごはんに合う旬の農産物を使ったおかずとして「きゅうりの佃煮」と「ピーマン味噌」を紹介し、それぞれ作り方を説明しました。
当JAでは郡山、たむら地区で園芸ギガ団地組合を4月に設立し、それぞれきゅうり、ピーマンの一大産地を目指して取り組んでいます。
加藤会長は「抜群の環境で育てられた「あさか舞」をぜひおいしく食べてください」とPRしました。
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4年ぶりに実施 群馬県で研修旅行
当JA郡山地区女性部日和田支部は、部員間の交流を図り、一人ひとりの見聞を広めるため、7月24、25日の2日間、群馬県で研修旅行を実施し、部員20人が参加しました。
4年ぶりの開催となった研修旅行では、富弘美術館、清津狭を訪れ、部員らは展示作品を見学し、雄大な自然に触れました。久しぶりの研修旅行ということもあり、部員間での会話も弾み、楽しみながら知見を広げ、より一層親睦を深めました。
当JA女性部日和田支部では今後、女性部の活動において、研修で得たことを活かし、部員一丸となって活動を進めてまいります。
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