特集

食養生コラム 第13回

お口とからだ、イキイキと! きらら歯科の外島先生が連載する、食養生コラム。

食べ物のこと -その5-

昭和20年から現在まで70年余。その間、食習慣が激変した地域があります。南の島、沖縄。戦後、米軍の駐留が続いたことなどから、短期間で食事のスタイルが変化してしまいました。
沖縄の伝統料理は、中国からの影響が大きく、「医食同源」に基づき体の疲れを癒したり抵抗力を養う工夫がされていました。戦前の沖縄では、昆布等の海藻類、豆腐や野菜を多く摂取していたことが分かっています。

沖縄は以前から長寿県として有名でしたが、平成22年の平均寿命調査では男性が30位、女性が3位となってしまいました。昭和から平成にかけて男女とも1位を維持してきた県に何がおこったのでしょう。
平成23年の沖縄県民栄養調査によると、脂質(油)の摂取量が全国平均より高い値でした。また肥満の割合も、全ての年代で全国平均を大きく上回っていました。もうお分かりのように沖縄ではメタボの増加により、平均寿命が短くなりました。
私たちの食生活は短期間で命の長さを左右してしまいます。日々の食事は健康を支える基礎といえます。
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