特集

みずみずしい布引高原大根出荷始まる

 当JA郡山地区管内湖南町の布引高原特産「布引高原大根」の出荷が始まりました。

 同町で230㌃の大根栽培を行う小山幸栄さんは、毎日午前4時頃から3時間ほど大型の収穫機械を使い、家族総出で作業に追われています。一日5千本ほどを抜き取り、その後水洗いし箱詰めしてJAを通してヨークベニマルなどに出荷しています。

 布引高原大根は、標高1,081メートルの湖南町・布引高原で収穫される大根でやわらかさがありキメが細かく、大地の恵みをたっぷりと含んだみずみずしさと甘さが特徴の大根。布引高原野菜生産組合では1980年代、90戸ほどの農家が生産していましたが高齢化が進み、現在では9戸の生産者のみとなっています。小山さんは「今年は梅雨明け後の干ばつで生育を心配したが高原特有の霧や露などで適度な水分もあり、例年通りに生長した。布引高原大根は郡山市の特産品として知られているので、この伝統をなくさないように続けていきたい」と話しました。

 小山さんは一日平均5千本の大根を出荷し、9月末まで出荷する予定です。

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写真=調製作業する生産者

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企画部・人見 企画部・人見

JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!