特集
耕作放棄地活用のサツマイモで 「開拓ほしいも」販売
当JA子会社の㈱JA郡山市農業受委託は自社で栽培したサツマイモを加工した「開拓ほしいも」の販売を開始しました。
同社では、2015年から耕作放棄地を活用したサツマイモの栽培に取り組み、さらに付加価値をつけるため6次化商品として干し芋の加工を始めました。干し芋は、一般的な平干しの他に、去年から丸干しの加工もしています。
原料となるサツマイモは甘みの強い「紅はるか」で、今年度は2.3㌧を干し芋に加工し、そのうち450㌔を丸干し用に加工します。加工は、郡山市のきのこ総合センター㈱が「蒸す」「皮むき」「スライス」「乾燥」といった作業をすべて手作業で行っています。
干し芋は、黄金色でしっとりもちもち、食品添加物を使わないサツマイモ本来の甘さが売りとなり、毎年売り場に並べてもすぐ売り切れてしまうほどの人気商品です。
干し芋は、当JA郡山地区の農産物直売施設「あぐりあ」と農産物直売所「旬の庭」、たむら地区の「ふぁせるたむら」、いわき地区の「ファーマーズマーケットいがっぺ」と新鮮やさい館3店舗で販売しているほか、JA全農福島が運営する郡山市の「愛情館」でも販売しています。
- 企画部・人見
JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!