みみよりニュース
地域を彩るザルギク見ごろ
JA福島さくら常葉支店管内の田村市常葉町山根地区の「菊の里ときわ」では約80㌃の畑で赤・黄・ピンク・白の色とりどりのザルギク約3000株が見ごろを迎えています。
管理している渡辺武一さん(72)は、東日本大震災前には葉タバコを生産していましたが、震災や原発事故の影響で、休作を余儀なくされました。
その後葉タバコ畑にしていた土地を有効活用し、地域おこしになる取り組みを行おうと考え、2013年にザルギクを植え始めたことをきっかけに年々規模を拡大しています。
渡辺さんは「元々震災で被災した方々に見てもらおうと始めたザルギクでしたが、ピーク時には県内外から年間約10,000人が来場し、賑わっています。栽培するうえで、天候に左右されることには苦労しますが、来てもらった方々から綺麗だねと声をかけてもらえるのがやりがいになります。これからも畑を維持しながら地域の憩いの場になり見に来てもらった方々に感動してもらえればうれしい」と話しました。
ザルギクは、11月下旬までが見ごろになります。
- 企画部・人見
JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!