✿地域のために農業の道へ
村上民朗さんはご両親が農業を営んでいたことや、ダム建設による移転、農業者の高齢化により農地が荒れてしまい地域農業が衰退していくことを危惧して20歳の時に就農しました。
就農してからは、原木シイタケの栽培を行っていた村上さん。
しかし、2013年に起こった東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所の事故により、阿武隈山地のシイタケの原木栽培が出来なくなりました。
そこで現在では、ビニールハウス16棟を活用し、イチゴ(とちおとめ)やズッキーニ、加工トマトを中心に少量多品目での栽培を行い、年間を通じて出荷できる体制を構築し、経営を行っています。
就農してからは、原木シイタケの栽培を行っていた村上さん。
しかし、2013年に起こった東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所の事故により、阿武隈山地のシイタケの原木栽培が出来なくなりました。
そこで現在では、ビニールハウス16棟を活用し、イチゴ(とちおとめ)やズッキーニ、加工トマトを中心に少量多品目での栽培を行い、年間を通じて出荷できる体制を構築し、経営を行っています。
✿こだわって作る安全安心な農産物
村上さんの農業へのこだわりは、農薬を最低限の量しか使わずに安心して口にすることができる農作物作りに取り組むことです。
また多品目を栽培することにより、年間を通じて、販売を行っています。
また多品目を栽培することにより、年間を通じて、販売を行っています。
村上さんが作る農産物は、当JAを通しての市場出荷のほか、村上さんのお母さんが三春町内のお宅を中心として直売を行っています。
村上さんの作ったイチゴは味と品質が評判を呼び、販売は好調です。
村上さんの作ったイチゴは味と品質が評判を呼び、販売は好調です。
「直売は、購入したお客さんからすぐ反応をもらえるのでやりがいを感じます。また、東日本大震災直後は作った農産物が全く売れなくなり苦労しましたが、直売という販路があったため非常に助かりました」
と村上さんは語りました。
✿これからの展望について
—多品目でお客様に喜んでもらえる農産物提供へ—
村上さんはこれからの目標について「これからも耕作面積を維持しながら、安全安心な農産物づくりを心掛け、多品目でお客様から喜んでもらえる農産物を提供していきたい」と話しました。
- 企画部・人見
JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!