インタビュー

今月の農家さん vol.3

地域の農家さんのお話をお届けvol.3 シイタケ農家 渡邉 俊史さん(田村郡三春町)

震災きっかけに家業を継ぐ

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田村郡三春町の「有限会社M&Aふぁーむ・わたなべ」で取締役を務める俊史さんは、シイタケの菌床栽培をしています。
東日本大震災をキッカケに、同年11月中旬から地元に戻り家業を継ぐ俊史さん。「シイタケ栽培はサイクルが年単位であるため、先を見通すことが難しいです」と話しますが、「サラリーマン時代と違い、自分で考え自分で決めて仕事をできる点は農業経営の大きな楽しみです」とも話していました。

より高品質なシイタケ栽培を目指して

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現在、俊史さんはJGAPの個人取得に向けた取り組みを行っています。個人でのJGAP取得は県内でも有数の事例。
俊史さんのシイタケハウスは、来年1月下旬に株式会社北研主催の「品質日本一のシイタケ栽培」を競う全国大会の研修会場として使用する予定でもあるそうです。
大会を迎えるにあたり、俊史さんは「草刈りをはじめ消防設備や環境整備などの課題点はありますが、来年1月の審査に向けて課題点を解消し、2月までにはJGAPを必ず取得したい」と明るく意気込みを話していました。
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