インタビュー

今月の農家さん vol.1

地域の農家さんのお話をお届けvol.1

養蚕・野菜・米農家 猪腰さんご家族(郡山市田村町)

勇雄さんが農業をはじめたきっかけを教えてください。

家がもともと養蚕、水稲栽培、葉タバコ栽培を営んでおり、高校卒業後、会津農業センターで農業を学び、自分にしかできない農業をやってみたいと思い就農しました。
就農当時は長年行っていた葉タバコ栽培をやめ野菜栽培に切り替えた時期でもありました。

勇雄さんが感じる「良い繭づくり」とは?

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「愛情を込めて大切に育てます。」

繭の良し悪しは桑で決まります。蚕の成長や気温に応じ、桑を調節しながら与えます。
また、飼育温度湿度の管理も大切で成長過程によって温度調整が必要です。
蚕は繭になるまでに新鮮な桑を食べ、4回の脱皮を繰り返し、約1か月かけて繭になります。
自分たちの生活より優先するのは蚕、我々飼育者の目と体が覚えた感触で愛情を込めて大切に育てます。

勇雄さんが思う農業のやりがいと工夫について教えてください。

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養蚕の他に特に力を入れているのが直売所で販売する野菜の栽培です。
トマト、ピーマン、パプリカ等を出荷しています。お役様やスタッフから「美味しかったですよ」って言ってくれ流ことが大変嬉しいです。
もっともっと美味しい野菜を作る励みにもなります。
私たち農業者の使命は、消費者のニーズに合った商品づくりをすること。
おいしい野菜・おいしい米・良い繭を想い、日々工夫しているところです。