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生産者の誇りの野菜「郡山ブランド野菜」秋冬野菜出荷開始

 JA福島さくら郡山地区管内で生産している郡山ブランド野菜の秋冬用ニンジンとキャベツの収穫が開始しています。

 郡山ブランド野菜は、郡山市の風土に合わせ品種改良されたもので、33人の生産者が季節に応じて13種類の野菜を作っています。

 野菜ソムリエサミットでの受賞やFood Action Nippon Award2015では、「食文化・普及啓発部門」において、優秀賞を受賞しています。

 郡山市熱海町の藤田浩志さんの畑では、ニンジンとキャベツの収穫に追われています。

 藤田さんが生産している高カロテンで甘みが強い品種の御前人参は、ニンジン臭さが少なく、冬甘菜(キャベツ)は葉がぎっしりとつまったキャベツで甘みがあり、生食や加熱どちらでも美味しく食べることが出来ます。

 この秋冬野菜の収穫は2月中旬ごろまで続く予定で、郡山市の農産物直売施設「あぐりあ」など市内の直売所で販売しています。

 今後店頭には、おんでんかぼちゃ、紅御前(人参)、あやこ姫(カブ)、めんげ芋(サツマイモ)、緑の王子(ホウレンソウ)などが並ぶ予定です。 

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作業を行う藤田さん

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藤田さんと収穫した御前人参

郡山は、源義経に寵愛された「静御前」が最後を遂げた地とも言われています。 この伝説にあやかって、鮮やかな色合いや、上品な甘さ、細くて長いしなやかなフォルムを持つ美しい人参として命名されました。
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収穫したばかりの冬甘菜(キャベツ)

冬の甘いキャベツという意味で命名されました。 「ふゆかんな」という、雪の中で息づく姿を連想させるような透き通った音の響きと、多くの人に親しまれるような呼びやすさも重視されています。
企画部・人見 企画部・人見

JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!