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大火乗り越え クマガイソウ見頃迎える

 JA福島さくら田人よりそい店管内のいわき市田人町綱木地区の綱木クマガイソウを守る会で管理しているクマガイソウが見頃を迎えました。

 このクマガイソウはこの地区で、平子長雄(たいらこながお)さん(2016年没)が個人の裏山で守り育ててきたものでしたが、現在は地区の住民や同市内の有志ら約20人で、年間を通して管理を行っています。今年1月に群生地に隣接する家屋が火災に遭い、クマガイソウの影響も懸念されましたが、奇跡的に被害が無く見事に花を咲かせました。

 昨年は新型コロナウイルスの影響で公開はせず、苗の販売のみ行いましたが、今年は5月上旬から花が終了する5月下旬まで一般開放し、たくさんの方がクマガイソウを楽しみました。

 同会代表の平子忠徳さんは「新型コロナウイルスの感染拡大により公開を中止したが、全国各地の皆様から励ましの言葉をいただき感謝している。これからもしっかり管理し、この景観を守っていきたい」と話しました。

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群生するクマガイソウ

企画部・人見 企画部・人見

JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!