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販路の拡大へ 相双タマネギを産地見学でPR

 JA福島さくらでは、一般社団法人日本フードサービス協会で開催した福島県産地見学・商談交流会において、産地視察の受け入れを行ない、同協会の外食産業のバイヤーや関係者ら約70人が富岡町の当JA選果場や浪江町のネギのほ場を視察しました。

 今回の産地見学は、東日本大震災による原発事故により農業産出額が落ち込み、未だに震災前の水準には届いていないことを受け、更なる取り組みの一環として行われました。

 同地区では、東日本大震災後の振興作物として2016年からタマネギが栽培されており、今年度は、18人の生産者で約30㌶の栽培面積があります。また、2021年に野菜指定産地で相双タマネギとして告示されました。原発事故以来、行政と連携して検査体制の強化に取り組んでいます。

 選果場では、当JA職員がタマネギの産地化の取組や特徴について説明しました。参加したバイヤーからは、今年の作柄や収量、選別の基準について質問がありました。

 その後、郡山市の当JA本店で商談交流会も実施されました。

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施設を見学する関係者

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企画部・人見 企画部・人見

JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!