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GAP認証受け、魅力ある農業の確立へ

 JA福島さくら日和田総合支店管内で水稲栽培を行う濱尾勝徳さんは4月14日、ふくしま県GAP(FGAP)の認証を受け、福島県県中農林事務所の大波恒昭所長より認証書が交付されました。

 FGAPは農林水産省の「農業生産工程管理(GAP)の共通基盤に関するガイドライン」に準拠し、放射性物質対策を含めた本県独自の基準に基づき、GAPを実践する生産者・団体を県が認証する制度です。濱尾さんは家族で協力し、制度の基準に沿った生産工程を確立しました。

 濱尾さんは、2021年に就農した息子の尚輝さんと共に、2023年度から福島県産オリジナル品種「福笑い」の生産にも意欲的に取り組みます。

 濱尾さんは「今回の認証取得は、後継者である息子に農業経営を委譲したときに、安定した生産、農業収入の確保が望める基盤づくりとして取り組んだ。これからも安心安全な農作物の生産を行いながら魅力ある農業経営を目指していきたい」と話しました。

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左から大波所長、勝徳さん、尚輝さん

企画部・人見 企画部・人見

JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!