特集
市場需要に合わせ工夫 ふきのとう出荷最盛期
当JAたむら統括センター管内では、冬の主要品目であるふきのとうの出荷が最盛期を迎えました。
同管内では「八ツ頭」という品種が栽培されており、実が大きく柔らかいのが特徴。主に県内や関東の市場に出荷しており、高い評価を得ています。
同統括センターでは、個数を基準に売る市場からの要望で、100㌘単位で詰めるフードパックやトレーパックの他に、8個(L)、12個(M)でパック詰めする定数詰めを導入している(重量は100㌘単位)。定数詰めのLサイズでは、1月中旬時点で同サイズのフードパック(100㌘)より110円以上高い単価で販売されました。また、市場の需要に合わせ、従来のラップフィルムを使用するトレーパックからラップフィルム不要のかん合タイプのフードパック出荷への移行を進めるなど市場出荷に向けて工夫を凝らしています。
今年度は例年よりもやや遅めの昨年12月6日から出荷が始まりました。夏の猛暑の影響により欠株がでており、例年より出荷量はやや減少していますが品質は良好。2023年度は、数量約7.2㌧、販売額2千600万円を見込んでいます。
田村市の当JAそさいセンターでは1月15日、フードパック、定数詰めの合わせて623パックを出荷しました。出荷作業は3月まで続きます。
- 企画部・人見
JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!