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一足早い春の香り ふきのとう出荷最盛期

 当JAたむら統括センター管内で栽培しているふきのとうの出荷が1月中旬から最盛期を迎えています。

 田村市船引町のJAそさいセンターでは1月19日、朝から春を感じさせる淡い黄緑色のふきのとうが集荷され、職員が規格や数量を確認しながら57箱(1132パック)を出荷しました。今年度の出荷は例年よりも一週間早い昨年11月24日から始まり、品質は良好。

 同管内は、夏涼しく、冬の冷え込みも厳しい地形を生かし、冬場の収入源として、1952年ころよりふきのとうの栽培を開始しました。

 同管内では八ツ頭という品種が栽培されており、この品種は現在、同市と川内村でのみ栽培されています。その名のとおり、花蕾が多く発生し、実が大きく柔らかいのが特徴です。主に関東や県内の市場に出荷しており、高い評価を得ています。現在の単価は例年に比べて高い状況です。

 また、当JAふきのとう専門部会の生産者は53人で面積423㌃を栽培しており、販売計画として数量7㌧、販売額2600万円を見込んでいます。出荷は3月まで続く予定です。

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ふきのとうの出荷作業をする職員

企画部・人見 企画部・人見

JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!