特集
景観の維持へ 郡山市でクリムゾンクローバー見頃
JA福島さくら田村総合支店管内の郡山市田村町金谷でネギや玉ねぎ、トルコギキョウなどを栽培し、当JAの直売所に出荷している柳沼実さん(80)の畑でクリムゾンクローバーが見頃を迎えています。
栁沼さんは、昨年春に新聞に掲載された双葉郡葛尾村のクリムゾンクローバーの写真を見て、自分でも植えてみたいという気持ちから当JA葛尾支店を通じて種を入手し、同年10月頃、自身の畑約5㌃に播種しました。
クリムゾンクローバーは、クローバーの仲間の一年草で、土壌を豊かにするための緑肥として用いられることも多く、根粒菌が空中窒素を固定し、土壌を肥沃化するとされ、葛尾村では、土壌の除染作業により地力が落ちたことから、地力回復を目的に2017年から植えられています。
栁沼さんは「遊休農地に植えることにより、景観の維持や地力の向上につながる。近隣の方も見に来てくれているので、今後も続けて栽培していきたい」と話しました。
- 企画部・人見
JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!