特集
スマート農業技術開発へ 1年間の研究開発を意見交換 コンソーシアム実績検討会
持続可能な農業を目指し「スマート農業」を推進する当JAは2023年度、京都大学などと協力し、ピーマンの収穫選果台車と定置型選果装置の実用化に向けて技術開発に取り組みました。
農水省の2022年度補正予算と23年度当初予算「戦略的スマート農業技術の開発・改良事業」の公募に採択され、23年度は開発した収穫台車を実際に生産者が使用し、収穫選別作業を行いました。大学や企業は数回にわたって現地の圃場に出向き、生産現場の意見を聞いて改良を重ねてきました。
23年12月20日には、生物系特定産業技術研究支援センターの担当者を迎えて、これまでの研究開発について意見を交換する「スマート農業コンソーシアム実績検討会」を田村市の当JAたむら統括センターで開き、共同研究機関と当JAから約40人が参加しました。今年度の開発実績や今後の課題が報告され、意見を交わしました。
翌21日はスマート農業コンソーシアム「個別会議」を開き、当JAの生産者を交えて、乗用型収穫選果台車や選果装置について意見を出し合いました。
当JAは今後さらに具体的な情報交流を進め、スマート農業実現に力を入れてまいります。
- 企画部・人見
JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!