特集

昔と今の田植えを体験

 JA福島さくらふたば地区管内の義務教育学校の大熊町立「学び舎ゆめの森」は5月24日、避難先である会津若松市河東町の渡辺市雄さんのほ場で農業体験を行い、同校の生徒8人が参加しました。

 今回は、社会科見学と食農教育の一環として、日本の主食であるお米の重要性を学んでもらうことを目的に約50㌃のほ場にコシヒカリの苗を植え付けました。

 生徒らは、渡辺さんと田植え機に同乗し、機械による田植えと、昔ながらの手植えによる田植えを体験しました。どちらも初めての経験だった生徒らは、機械の操作や泥に苦戦しながらも、徐々に慣れていき終始楽しんで苗を植えていました。

 収穫を迎える秋には、今回植えた苗の刈り取り体験を行う予定です。

 「学び舎ゆめの森」は、幼保小中を一体化させた施設です。福島第一原発事故の影響で会津若松市に避難した熊町・大野小中学校や幼稚園は、市内の廃校・園舎を借りて再開していましたが、在校生の減少を受けて新たに一体型の施設として今年の4月に開校しました。2023年4月には、大熊町内大川原地区の新施設に移転します。

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手植えを行う生徒たち

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田植え機を体験する生徒

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手植えを体験する生徒たち

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渡辺さんのお話を聞く生徒たち

企画部・人見 企画部・人見

JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!