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農家の仕事や想いに理解深める 干し芋作り体験

 田村市立船引南小学校の5年生14人は1月26日、たむら統括センター管内の松や農園を訪問し、干し芋作りを体験しました。

 松や農園の佐藤松美さんから地元で農業を営む想いや作業工程について話を聞いたあと、作業を開始しました。サツマイモを洗い、蒸し器にかけたあと、蒸しあがったサツマイモの皮むきに挑戦しました。児童たちは試行錯誤しながらも楽しそうに作業に取り組み、「思っていたよりサツマイモが柔らかくて皮を剥くのが難しかった」と話しました。また、干し芋の試食が配られると「とても甘くておいしい」と感激していました。

 その後は学校へ戻り、冷ましたものをスライスして専用かごにサツマイモを干しました。

 後日、出来上がった干し芋の試食を行ったほか、佐藤さんをゲストティーチャーとして招き、学校の畑でサツマイモの栽培をしました。

 この取り組みは、児童が自ら作物の栽培や加工をする体験を通じて、生産者の食品加工にかける工夫や努力、願いについて理解を深めることを目的に行っています。

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蒸したサツマイモの皮をむく児童たち

企画部・人見 企画部・人見

JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!