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世代を超えて受け継がれる梅の里

 JA福島さくら西田支店管内で産地形成を目的に栽培している約3,000本の梅の花やレンギョウが咲き誇り、安達太良山と満開の花々の景観は訪れた人たちの目を楽しませています。

 同地区では、地域特産物の導入を目的に1990年から梅の栽培がはじめられました。それ以前は養蚕や葉タバコ栽培が主流でしたが、蚕糸価格の下落や、高齢化する中での省力化を目指す中で、農家やJA、市や県の行政を交えた中で協議され、梅を特産物とすることを目指して梅団地が形成されました。その後、世代交代しながら維持管理を受け継ぎ「梅の里」として地域に親しまれています。

 現在でも同JAと生産者が協力し、梅生産グループとして9名の生産者が登録し、203㌃の梅の生産に取り組んでいます。

 同地区で栽培に取り組む西慶梅園代表の増子公雄さんは「景観の維持管理は大変だが、来ていただいた方に喜んでもらえるとうれしい。これからも同地区の花見山として維持管理に努めていきたい」と話しました。

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西田の梅の里

企画部・人見 企画部・人見

JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!