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丁寧な作業に信頼感 片付け作業で農福連携

 JA福島さくらは、福島市の福島県授産事業振興会やJA全農福島と協力して農福連携事業に力を入れています。 農福連携事業では、農家と社会福祉法人等の福祉事業者が連携し、障がいのある方の農業分野での就労を支援する取り組みとして、「農業側」の労働力不足と「福祉側」の就労先の確保や工賃向上という双方の課題解決が期待されています。当JAでも農家と福祉事業所がマッチングできるようなサポートをしています。

 郡山市の就労継続支援B型事業所「NPO法人みんなのまーち」は、同市でピーマンを栽培する宍戸善浩さんの依頼により、昨年12月14日から週3回、同事業所の職員と利用者が4人1班で1日4時間の作業に当たり、農家の人手不足の解消と障がい者の自立支援に一役買っています。

 宍戸さんの圃場での受け入れは1月下旬までの予定で、主な作業はピーマン栽培終了後の株の引き抜き作業やネットはずし等の後片付け。宍戸さんが、片付けの順序を丁寧に説明します。宍戸さんは「一生懸命作業に取り組んでくれて助かった。今後も継続的に利用したい」と話しました。

 当JAは、今後も農福連携に取り組んでまいります。

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圃場の後片付けを指導する宍戸さん(右)と利用者(左)

企画部・人見 企画部・人見

JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!