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オープンから間もなく1年 地域インフラのために

 地域インフラの確保や農業基盤強化を目的に、東日本大震災後大熊町で営業を再開した当JA大熊給油所は開所から間もなく1年となります。

 地域インフラの基点として、生活や農業、復興に向けた工事車両まで、幅広く支える役割を担って年間約2万台の車両が来店しました。また、農業用の軽油や灯油の配送や、建設現場の重機の燃料の配送など地域で担う役割は大きいです。

 酒井智久所長は「オープンから間もなく1年を迎える。給油所では、軽油の配送業務も担っており、組合員をはじめとした住民の生活の支えとなっている」と話します。

 日頃から利用する富岡町の渡辺しげ子さんは「車の燃料のほか、農業用軽油や灯油を利用している。タマネギ栽培を行っており、乾燥用の灯油も大量に使用するため、配送業務があることは非常に助かっている」と話しました。

 当JAの高野順復興専任理事は「震災から間もなく12年。営農の再開も徐々に進んできている。JAとして、今後も継続した再開支援に全力で取り組みたい」と話しました。

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酒井所長と渡辺さん

企画部・人見 企画部・人見

JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!