特集

復興加速へ 子会社で農業経営開始

 当JAふたば地区管内では、昨年10月に定植したタマネギの収穫に向けた乾燥作業が始まっています。

 ほ場で葉切りをしたタマネギは、一度機械で掘り起こし、太陽光で乾燥させた後、ハウス内で送風し乾燥させ、JAの共撰施設へ出荷します。

 同地区では、東日本大震災後の振興作物として2016年からタマネギが栽培されており、今年度は18人の生産者で約30㌶の栽培面積があります。また、2021年に野菜指定産地で相双タマネギとして告示されました。

 双葉郡富岡町で約6㌶の面積でタマネギを耕作する渡辺董綱さん(67)は「一部で連作障害によるべと病が見られるが、天候にも恵まれ出来は上々」と話します。

 今後同町では、タマネギの乾燥貯蔵施設が完成する予定で、JAと行政が連携し、さらなる産地化を目指して、生産者の確保と耕作面積の増加を図っていきます。

via

via

企画部・人見 企画部・人見

JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!