特集
農業経営の開始に向けて
当JAの子会社、㈱JA福島さくらアグリサポートふたばでは、今年度から農業経営事業を開始することから、水稲作付にかかる育苗を楢葉町の育苗センターで行っています。
同社は、東日本大震災および原発事故から10年が経過したふたば地区の営農再開に貢献することを目的とし、行政と連携しながら、水稲・玉ねぎ育苗施設やカントリーエレベーター等の農業関連施設の適正な管理運営を行うことにより、帰還した農家・組合員の営農再開に向けた体制整備や、同地区の振興作物である玉ねぎなどの作業受委託、農業従事者の支援や担い手支援、雇用の創出を行ない、同地区の営農再開の後押しを進めています。
その中で、今年度より農業経営事業を行い、農産物の生産販売を行っていきます。
育苗を行った水稲苗は、浪江町立野地区の水稲3㌶に植えられます。
同社の大和田耕一社長は「今回の取組は当社としての農業経営の第一歩となる。今後さらに農業経営を進め、同地区の営農再開の力になりたい」と話しました。
- 企画部・人見
JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!