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新嘗祭献穀者の献納報告

 JA福島さくらは12月26日、郡山市の本店にて、新嘗祭献穀者で当JA郡山統括センター管内の生産者、遠藤昭夫さんから志賀博之組合長らへ献穀献納の報告がなされました。

 新嘗祭は、毎年11月23日に執り行われる皇室行事の一つで、その祭りに供えられる米と粟を、都道府県代表の献穀者が奉納する式典を献穀献納式といいます。

 今年の献穀献納式は、10月25日に皇居にて行われる予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて中止され、県を通じて宮内庁へ発送されました。

 献穀されたのは、10月5日に刈り取られた福島県オリジナル品種「福、笑い」で、同市からの献納は44年ぶりとなります。

 遠藤さんは、当JAでASAKAMAI887生産部会長として郡山市産最高級米「ASAKAMAI887」を栽培しており、「福、笑い」の試験栽培を担当。2021年に当JA「福、笑い」栽培研究会会長に就任しています。

 遠藤さんは「福、笑い」について、「栽培に取り掛かって3年。倒伏しにくく耐病性があり、今年6月から8月の日照不足の中でもよく育ってくれた」と話しました。

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献納の報告をする遠藤さん(左から2番目)

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献穀米について話し合う遠藤さん(左)と志賀組合長(右)

企画部・人見 企画部・人見

JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!