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乳質環境改善コンクールで2年連続最優秀賞受賞 遠藤正一さん

 JAグループ福島酪農協議会とJA全農福島は2月19日、郡山市の福島県農業総合センターでJAグループ福島酪農家全体研修会を開き、県内の酪農家や関係機関の役職員ら約40人が出席しました。

 研修会前に、第29回JAグループ乳質環境改善コンクールの受賞者を表彰し、当JA管内の遠藤正一さんが最優秀賞を受賞しました。遠藤さんが最優秀賞を受賞するのは2年連続で通算4回目です。同コンクールには県内5JAから88人が参加しました。

 研修会では、遠藤さんが乳質環境改善優良事例として経営内容や乳質改善の取組を紹介しました。遠藤さんは妻と2人で酪農に取り組んでおり、「バルクから直接飲んでも大丈夫な良質な牛乳の生産をする」を経営理念に掲げ、搾乳牛30頭を含めた46頭を飼養しています。飼養している牛は全頭自家産で、牛群検定を利用し、乳量や乳成分、体細胞数などを把握。また、ウォーターレスな搾乳を実施するなど、衛生管理を徹底しています。遠藤さんは「今後も経営理念のもと、継続して乳質管理に努めていく」と話しました。

 その後、JA全中職員で税理士の栗山賢陽氏が講演を行いました。

 

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最優秀賞を受賞した遠藤さん(左)

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優秀賞を受賞した柏原忠仁さん

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優等賞を受賞した㈱佐久間牧場

企画部・人見 企画部・人見

JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!