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楢葉町に日本最大級のサツマイモ貯蔵施設完成

 福島県楢葉町の甘藷(サツマイモ)貯蔵施設・農業用機械倉庫の落成式が9月14日に現地で行われ、関係者約30人が参加しました。

 新たな基幹産業として、サツマイモ栽培に力を入れている同町で年間を通して出荷できるよう、サツマイモの長期保存する日本最大級の貯蔵施設が完成しました。 

 同町では、原発事故による避難指示が解除され、3年前から耕作放棄地を活用して加工用サツマイモの栽培を行っており、昨年度の作付面積30㌶、今年は42㌶と年々拡大している。この施設の完成により長期保存が可能になったことで、1年を通して安定した出荷が望めることとなり、販路拡大が期待されています。

 敷地面積11,968.19㎡に鉄骨造平屋一部2階建て(4,384.20㎡)の甘藷貯蔵施設と鉄骨造平屋建て(1,196.1㎡)農業用機械倉庫の2棟で総事業費は、19憶4,000万円です。

 式に参列したJA福島さくら木幡治復興対策本部長は「すばらしい施設完成した。今後の営農再開に繋げ、農業の魅力を発信してほしい」と話しました。

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企画部・人見 企画部・人見

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