特集
青パパイヤ収穫最盛期
当JAいわき統括センター管内のいわき市四倉町で青パパイヤの収穫が最盛期を迎えています。
青パパイヤを栽培する佐久間英行さんは2023年から栽培をはじめました。栽培には、茨城県の柳沼正一さんが経営する㈱やぎぬま農園が寒冷地でも露地栽培ができるように研究開発した「サンパパイヤ」の苗を仕入れています。 65㌃の圃場に650本の青パパイヤを栽培しており、今年は肥料を変えたことや春先の水不足が影響し、収穫が去年より1ヵ月程遅れの9月中旬からスタートしました。1本の木から平均で約20㌔のパパイヤを収穫し、収穫作業は12月中旬頃まで続きます。
南国フルーツとして知られるパパイヤですが、完熟前の実を収穫する青パパイヤは、甘みが少なくさっぱりとした味わいでサラダや炒め物といった野菜として食べます。パパイン酵素やポリフェノールを豊富に含有し、健康食品として注目されています。
佐久間さんが収穫した青パパイヤは、いわき市の当JA農産物直売所新鮮やさい館3店舗で販売されているほか、同市内の学校給食や介護施設、お店などで取り扱われます。今後は、パパイヤの葉を使用したお茶や切り干しなど6次産業化商品の開発も予定しています。
佐久間さんは「パパイヤは東北ではまだあまり馴染みがない。美容にも健康にも良いスーパーフードなので、これから認知度をあげていきたい」と話しました。
- 企画部・人見
JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!