特集
米の品質向上を目指して 稲作振興セミナー
当JAふたば南部営農経済センターは3月7日、富岡町の当JAふたば統括センターで稲作振興セミナーを開き、当JAふたば地区稲作生産部会、JA全農福島、当JA、関係機関から約40人が参加しました。
セミナーでは、JA全農福島農業技術センターの三浦吉則氏が「土づくりなどによる高温登熟対策や食味向上について」と題して講演を行い、現在の農産物検査が行われるようになった2004年以来過去最低となった2023年産米の一等比率について、高温障害による影響を説明し、健全な水稲育成のための土づくりを推奨しました。
また、㈱むらせの人見洋介氏が「米をめぐる状況と今求められている米について」と題して講演を行い、ふたば地区管内で作付けの多い「天のつぶ」について、卸業者から販売面の現状や今後の展望を聞き取り、生産者の栽培意欲向上に努めたいと話しました。
参加した同部会員からは、栽培した米の状態と高温障害の関係について質問があがりました。
今後も同営農経済センターは農産物の品質向上に向けて研修会やセミナーを実施していきます。
- 企画部・人見
JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!