特集

発酵の学校in小野町開講

 JA福島さくら管内の小野町と小野町産業6次化・発酵のまちづくり推進協議会は6月17日、小野町多目的研修集会施設で発酵食品の魅力を学ぶ特別出張開校「発酵の学校in小野町」を県内で初めて開き、聴講者合わせて約400人が県内外から参加しました。

 同町出身で名誉町民の発酵学者小泉武夫東京農大名誉教授が理事長を務め、「発酵の学校」を展開するNPO法人発酵文化推進機構も今回共催し、小泉教授が「発酵食品の底力」と題して講演を行いました。

 その他、宮城大食産業学群の金内誠教授が「発酵食品の機能性~乳酸菌と味噌~」について、小泉教授と二本松市の東日本酒造協業組合理事・杜氏の殿川慶一さんが小野町産の酒米で醸した純米吟醸「東堂山勝馬」について魅力を語りました。

 同町の村上昭正町長は「今回の特別出張開講は、福島県内では初の開催となった。発酵に着目し同町農産物と組み合わせた6次産業化の事業推進を図るためにも大きな意味があるものと考えている」と話しました。

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講演する小泉教授

企画部・人見 企画部・人見

JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!