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暴風で菌床やキュウリハウスに被害
当JAたむら地区管内で菌床シイタケを栽培しているM&Aふぁーむ・わたなべでは、3月18日に発生した暴風の影響で、栽培する菌床11万株のうち約4,000株を格納するハウスの屋根が全面破れる被害を受けました。
同月19日早朝より従業員7人と以前から農福連携で協力を受ける福祉事業者の利用者9人の計16人で、被害を受けたハウスから空きハウスへの移動作業にあたりました。
今回被害を受けたハウスの菌床は、主に、これから1ヶ月前後にシイタケが発生してくる「二次培養」期間のものが多く、菌床は低温などの刺激を受けると発生時期に影響が出たり、袋内でシイタケが発生することによりいびつな形になることが懸念されます。
同社代表取締役の渡辺俊史さんは「自然災害はどうすることもできない。今後調整しながら栽培を続けていく」と話しました。
同月19日時点の当JA管内の被害状況は、主に郡山地区やたむら地区管内の水稲・野菜の育苗ハウスや出入り口のサッシの破損などが目立ちました。特に、キュウリハウスで2連棟のハウスと定植直後の約900本の苗が甚大な被害を受けました。
- 企画部・人見
JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!