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2年ぶり 復興へ希望の象徴酒「天の希」販売

 JA福島さくら管内の富岡町産「天のつぶ」を100%使用した純米吟醸酒「天の希(てんのき)」の限定販売を4月1日より開始しました。

 天の希は、双葉郡富岡町のふるさと生産組合が作付けした福島県オリジナル米「天のつぶ」を原料に、復興をPRする町の特産品として2018年から製造しています。今回は2年ぶりの醸造・発表となりました。2022年産は同町産米「天のつぶ」20俵(一俵60㌔)の玄米を使用し、2,000本(720ml)を製造しました。

 3月27日には、同町の「串誠」で試飲会を開き、主催の富岡町商工会、山本育夫富岡町長、ふるさと生産組合役員、醸造を担当している福島県喜多方市の喜多の華酒造場関や関係機関、JA担当職員ら22人が出席しました。

 試飲会では、同生産組合の渡辺康男組合長が「多くの人に天の希を味わってもらいたい」と話しました。

 天の希は、精米歩合が55%、すっきりと飲み口の良い味わいが特徴です。火入れ、濁り酒のほかに600本限定で原酒の販売も行います。富岡町内の量販店のほか、郡山市の農産物直売施設あぐりあでも販売しています。

 

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天の希をPRする渡辺組合長(右)

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天の希をPRするあぐりあの店員

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天の希

企画部・人見 企画部・人見

JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!