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広野町の新ブランド米「とんぼのめがね米」 ふるさと納税返礼品として全国へ
広野町は11月19日、同町役場で2024年度広野町ふるさと納税返礼品「とんぼのめがね米」の出発式を行い、第一便が全国へ発送されました。同町の遠藤智町長ら町関係者、生産者、当JAの役職員や当JA子会社の㈱アグリサポートふたばの役員ら約40人が出席しました。
「とんぼのめがね米」は、広野町産特別栽培米コシヒカリをブランド化したもので、同町が童謡「とんぼのめがね」の舞台となっていることから名づけられ、パッケージも一新されました。現在は同町内で25人の生産者が栽培しています。
ふるさと納税で2万7000円寄付すると精米1袋10㌔を返礼品として受け取ることができます。10月30日より申し込みの受け付けを開始し、11月18日時点で9件の申し込みがありました。
出発式では、遠藤町長や町のマスコットキャラクター「ひろぼー」から運送業者へとんぼのめがね米が手渡され、トラックが出発しました。
遠藤町長は「今年で10年目となる取り組み。今後も広野町の農業の希望となるように取り組んでいきたい」とあいさつしました。
同町は、2011年の東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故の影響で全町民が避難していましたが、翌年には避難指示が解除され、実証田での試験栽培など営農再開に向けて取り組んでいました。2013年には徐々に同町の農家が営農再開し、特別栽培米の栽培に力を入れています。
- 企画部・人見
JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!