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ASAKAMAI887温泉で種もみ温湯消毒

 JA福島さくら郡山地区とこおりやま食のブランド推進協議会は3月25日、最高級ブランド米ASAKAMAI887の種もみの温湯消毒に使用する郡山市の磐梯熱海温泉水の水汲みを、ASAKAMAI887生産部会員ら9人で行いました。

 同米は特別栽培米で、農薬や化学肥料の使用を減らし作付することを目的に、農薬を使用しない温湯消毒を実施しています。同部会では2020年から試験的に同温泉水を使用し、一般的な温湯消毒より苗の根張りや病気にも強くなるなどの効果が期待されています。

 同日汲んだ温泉水は60℃に温め、10分間種もみを浸し、温湯消毒しました。磐梯熱海温泉は約800年前に開湯したとされ、泉質はアルカリ性単純泉、無色透明、無味無臭で「美肌の湯」として親しまれ、やけどや外傷、皮膚病などに効能がある名湯として古くから知られています。

 同部会の古川弘作部会長は「地元郡山市の名湯磐梯熱海温泉を使い、今まで以上に安全安心で美味しい最高級米を作り上げていきたい」と話しました。今年度は11人の生産者がASAKAMAI887の生産に挑みます。

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企画部・人見 企画部・人見

JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!