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営農再開へ向け大きな一歩 双葉町の実証田で稲刈り

 双葉郡双葉町の下羽鳥・長塚地区農地保全管理組合は9月22日、国の「特定復興再生拠点区域」に指定された地区の実証田で試験栽培された水稲の稲刈りを行いました。

 今回の試験栽培は、県農業センターと浜地域農業再生研究センターが、安全性と生産性を調査することを目的に5月19日に同町の試験田10アールに県オリジナル品種の「天のつぶ」の田植えを同組合が行ったものです。

 同町は震災前、耕地面積702ヘクタールあったうち87%を水田が占め、水稲が基幹作物となっていました。

 今回収穫された稲は福島県相双農林事務所で放射性物質などの検査をし、問題がなければ来期から同町での作付けが可能になります。

 当JA復興対策本部長で保全管理組合長の木幡治組合長は「未ださまざまな問題はあるが、稲の収穫ができたのは、大きな一歩となり、町全体としても非常に有意義なこと。今回の検査をクリアし、来年から本格的な営農の再開をすることによって他の地区での営農再開にも波及して行って欲しい。これからも風評払拭に向けて安全性を実証し営農の再興に努めていきたい」と話しました。

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稲を収穫する木幡組合長

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稲を見る木幡組合長

「8月の低温の影響を心配していたが、上々の出来となった」と話しました。
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収穫された稲