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郡山地区きゅうり生産振興セミナーで今年度の振り返りと次年度の対策を共有
当JA郡山統括センターは11月27日、郡山市の当JA日和田支店で郡山地区きゅうり振興セミナーを開き、今年度の振り返りと次年度の栽培について指導しました。
同市では、昨年4月に、同市内のキュウリ新規就農者を対象に郡山市園芸ギガ団地組合を設立し、持続可能なキュウリの一大産地を目指して取り組んでいます。今年度販売実績は10月末時点で3億3400万円と、昨年度対比116.3%で推移しています。
セミナーには、同市内のキュウリ生産者、県中農林事務所、JA全農福島、キュウリ専門育種メーカー、当JAの職員ら約90人が参加しました。
セミナーでは、県中農林事務所が生育概況と次年度に向けた対策を指導しました。今年度は草勢の低下が見られたため、次年度は長期安定生産につなげるための根の活性維持と草勢確保に努めるようアドバイスしました。JA全農福島は販売経過を報告。当JAは施設化やかん水設備の導入について説明したほか、農福連携やデイワークなど労働力を確保する取り組みについて情報提供しました。その後、キュウリ専門育種メーカー各社が品種特性を生かした栽培のポイントについて説明しました。
同セミナー終了後、引き続き県中地方園芸振興セミナーが行われ、夏秋野菜を中心とした高温対策について学びました。
同統括センターの小泉昭光統括部長は「生産者の皆様は国・県・市・JAから支援を受けることができるので、増反を考えている方はぜひ相談していただきたい」と話しました。
同統括センターは、今後も関係機関と連携して、生産者のレベルアップを図っていきます。
- 企画部・人見
JA福島さくら本店・企画部企画課の人見です。 みなさまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります!