きゅうりの一大産地を目指して

 郡山市園芸振興センターは7月26日、今年度の新規生産者を対象としたきゅうり栽培指導講習会を開催し、郡山市園芸ギガ団地組合の組合員、新規栽培予定者、JA職員、県中農林事務所職員ら約20人が参加しました。  同指導会は、4月19日に設立した同園芸ギガ団地組合の園芸ギガ団地構想と連動し、年5回の指導会を計画しており、今回で4回目の開催となりました。  今回は、同組合の組合長を務める影山和雄氏の圃場で現地視察を実施しました。指導会は質疑応答形式で進められ、きゅうり栽培を始めたきっかけや栽培管理における大変さ、追肥の量、きゅうり収穫後の保管方法など様々な質問が投げかけられました。  参加者は圃場で実践されている栽培管理方法や他産地におけるきゅうり栽培の事例などを交えながら説明を受け、栽培管理への理解を深めました。  指導会の最後に、東北地方は向こう1か月の平均気温が高く推移すると見込まれていることから、積極的に家族や周囲の人による声掛けを行い、作業者の体調管理や作業環境の改善に十分注意し作業にあたってほしいと呼びかけられました。