需要に応じた米の生産を推進 いわき地区地域営農推進協議会

 当JAいわき統括センターは1月25日、いわき市の同統括センターで2023年度JA福島さくらいわき地区地域営農推進協議会を開き、協議会員、関係機関、当JA職員ら約50人が出席しました。  同協議会は、新しい米政策を踏まえ、いわき市の地域水田農業ビジョンの実現に向けた生産性の向上と、地域条件を活かした多様な水田農業・利用を図り、地域の総意に基づく農業振興を推進することを目的に開かれています。  協議会では、2023年度生産調整実施状況及び経営所得安定対策の交付状況について報告後、2024年度米政策改革の推進について①主食用米の生産数量(面積)の目安、②経営所得安定対策の推進、③2023年産「営農計画書」の提出についての3つの事項について協議しました。  2023年度の水田の転作達成率は92.7%。今後も主食用米の需要の減少が見込まれることから、麦、大豆、飼料・加工用米などの戦略作物を導入し、需要に応じた米の生産を推進していきます。