伝統野菜を次世代に繋げるため いわきとっくり芋栽培指導会開催

 JA福島さくらいわき地区とっくり芋赤沼生産部会は7月14日、いわきとっくり芋現地ほ場巡回指導会を開催し、生産者ら6人が参加しました。  指導会では、いわき農林事務所農業振興普及部の職員から今後一か月の気象情報、土壌分析の結果と肥培管理について、病害防除のポイントについて説明が行われました。  特に、病害が発生しやすい梅雨の時期ということで、農薬の散布タイミングや留意点等について重点的に説明がありました。  いわきとっくり芋は、いわき市が「いわき昔野菜」と名付けた代表的な伝統野菜で、赤沼地区が発祥の地です。  同部会では、伝統野菜を次世代に残していくため、11月下旬~12月末の出荷最盛期に向け指導会等を定期的に開催し、品質の向上や収穫量の安定化を目指していきます。

真剣に栽培指導を聞く生産差ら