当JA郡山地区梨共同選果場は8月9日、「2023年度JA福島さくら郡山地区梨共同選果場開所式」を開催し、梨の本格的な出荷が始まりました。 式には、当JA役職員、郡山市長、JA全農福島、県中農林事務所、同選果場職員ら約50人が参加しました。 今年度は、春先から暖かい日が続き例年よりも早い開花となりましたが、4月の降霜で同地区梨園地圃場の一部で凍霜被害を受けました。しかし、7月以降高温が続き、昨年に比べ10日早い出荷となり、若干小玉傾向ではあるものの糖度が十分な高品質の梨に仕上がりました。 出荷については、8月中旬~9月下旬までを予定しており、「幸水」91㌧、「豊水」99㌧、「二十世紀」13㌧、「あきづき」25㌧の計228㌧を計画しています。 当JAの栁沼智専務は「郡山の梨は、光センサー選果による安定した品質・糖度とおいしさで郡山市を代表するブランド認証産品の一つとなっている。昨年度からはベトナム出荷が再開し、生産者の意欲・熱意のこもった梨を県内外、さらには海外へ発信していきたい」とあいさつしました。