珍しいアケビバナナ 郡山で結実

 当JA田村総合支店管内の郡山市田村町二瀬地区で農業を営む佐藤晴良さん宅でバナナが実をつけ、地域の話題となっています。  今回実ったバナナは「アケビバナナ」という品種で2021年に娘の夫からもらった苗を近くの畑にハウスを自作し、定植したものです。今年8月中旬頃から開花を始め、9月上旬には15房実りました。  この品種の原産国はインドで、アケビに似たピンクの実をつける原種のバナナです。花も実もピンクで観賞用としても育てられています。一般的なバナナと比較し、耐寒性もあり、マイナス5度まで耐えられます。  佐藤さんは「バナナといえば南国のイメージがあるので、栽培は難しいと思っていたが、実をつけて大変うれしい。熟してアケビのように身が割れると食べごろのようなので楽しみにしている。」と話しました。

バナナの成長を見守る晴良さんと妻の芳江さん