当JAたむら統括センターは6月13日、たむら地区の主要品目であるトマトの出荷に向けて、田村市船引町の当JA子会社、㈱JAアグリサポートたむらのほ場で現地指導会を開き、生産者、田村農業普及所、㈲遠藤種苗店、㈱安西商会、当JA職員ら約40人が参加しました。 トマトの生育状況は平年並みで、今年度は栽培面積約7㌶、出荷数量約600㌧、販売金額1億7000万円を計画しています。 指導会では、当JAの営農指導員が出荷規格について、田村農業普及所職員が生育概況や今後の気象経過、栽培管理のポイントについて説明し、「収穫開始前の着果負担が大きい梅雨時期は、定期的な予防散布による病害防除が需要」とアドバイスしました。 その後、㈲遠藤種苗店の遠藤太一郎代表取締役が、同地区管内で生産しているトマトの品種「りんか409」、「麗月」の特性を踏まえながら栽培管理について説明しました。また、㈱安西商会の職員が状況に応じた肥料の使い方を指導しました。 ほ場では、トマトの生育具合を観察し、生産者は摘果の仕方などを熱心に質問していました。