当JAたむら統括センターと田村農業普及所は8月3日から5日の3日間、同統括センター管内の8カ所で稲作現地指導会を開催し、約60人の生産者が参加しました。 指導会では田村農業普及所の職員が今後の栽培管理のポイントについて説明。斑点米カメムシ類の防除、高温対策としての収穫までの水管理、適期収穫と収穫作業時の留意点などについて話しました。 特に今年は高温により、斑点米カメムシ類の多発が予想され、等級が下落する大きな要因となることから適期にしっかりと防除することを呼びかけました。また、刈り遅れは胴割米や着色粒が増加し品質低下を招くので、圃場を見渡し、籾の黄化状況から刈取時期を決定し、遅れのないよう指導を行いました。 参加した生産者は「今年は特に猛暑が続いているので栽培管理や病害虫の防除を徹底し、良質な米を出荷できるよう努めたい」と話しました。 同地区では2023年産米の出荷契約8万1000俵を目指しています。