昨年より1週間早い収穫ジュース用トマト 機械収穫始まる

 当JAふたば統括センター管内で8月2日、機械でのジュース用トマトの収穫作業が始まりました。  ジュース用トマトは露地で無支柱の栽培ができ、規格も簡素。カゴメ株式会社より収穫機械と伴走台車、収穫コンテナが貸し出され、面積が拡大しやすい利点があります。  ジュース用トマトの機械収穫は、福島県内で同統括センター管内の2法人のみが取り組み、2024年の栽培面積は140㌃で県全体の約40%を占めています。  機械収穫は、1件の農家あたり50㌃以上の作付けが要件。カゴメ推奨の生分解性マルチとカゴメ指定品種での作付けが必要となります。収穫開始時に収穫可能果実が60%以上で収穫を開始します。  収穫作業は、双葉郡川内村にある株式会社緑里の圃場80㌃で開始しました。同社社員7人で作業を行います。今年でジュース用トマトの栽培が4年目を迎え、昨年より1週間早い収穫となりました。一日あたり20㌃の収穫が可能なため、約4日間で収穫が終了します。  株式会社緑里の河原修一代表取締役は「過去の中で一番作柄が良い。今後、人手が増えれば面積を拡大したい」と話しました。  ジュース用トマトの収穫終了後は、9月上旬にブロッコリーの定植を予定しています。