季節の野菜通信 vol.1

季節の食材をより楽しむため、郡山ビューホテルの松岡シェフが連載する「季節の野菜通信」。 今月は旬の野菜についてお届けします!

目次

旬の野菜と基本の食育

旬の野菜ってなに?こんな質問を子どもからされたらことありませんか?

日本には春夏秋冬の四季があり、季節に合わせた野菜が収穫されていましたが今は一年中ビニールはうっすで何でも作れる時代になり、なにが「旬」でなにが「旬」でないかわからない時代になっていませんか。
子どもたちにホントの旬を知ってもらうためにも、「食育」が必要なのです。本来の「食育」は家族で食卓を囲み、食事をしながらお父さん・お母さん・じいちゃん・ばあちゃんが色々な話して子供たちを教育・育成する事が一番の「食育」だと思います。

例えば、今日のサラダは「とまとサラダ」。
旬の野菜で色は赤色で丸く重みがあり、ヘタやガクが濃い緑色で枯れていないのが美味しいもので、食べると栄養かんがあり暑い日に食べると体を冷やしてくれる野菜だと幼児の頃から話をしながら食べる事が食育であり、旬の野菜を勉強する事ができ、食べることの大切さがわかり、食べず嫌いが少しでもなくなるのではないでしょうか。

旬の野菜を食べよう

旬の野菜はその季節・気候・気温などに見合った成長をするので、日本の四季にあった食材が提供できる栄養満点で健康にも良い野菜です。今月の旬の野菜は「トマト」をテーマに話をさせていただきます。

トマトと言う呼び名はナワル語で「膨らむ果実」を意味する「トマトル」が語源とされています通り、トマトの赤い形がリンゴに似ているため、イギリスやフランスでは「愛のリンゴ」、ドイツでは「天国のリンゴ」、そしてイタリアでは「黄金のリンゴ(ポモードーロ)」という呼び方があったそうです。

トマトの品種は世界規模では8000品種以上で、日本でも100から150品種が登録されているそうです。トマトに含まれる栄養価と効能は「トマトが赤くなると医者は青くなる」と言われるくらい、栄養満点で健康にものすごくいい野菜と言われています。