特産品エゴマGI登録申請中

 たむら統括センター管内の田村市エゴマ振興協議会は、国が実施する地理的表示(GI)保護制度に登録申請しています。  同協議会では会員8人で活動しており、作付面積20㌃の同市石森圃場で、加工品用の白エゴマと油用の黒エゴマを栽培しています。栽培したエゴマはエゴマ油やすりエゴマ、エゴマパウダーなどに加工され、当JA農産物直売所「ふぁせるたむら」等で販売されます。  全国トップクラスのエゴマの産地である福島県では、エゴマを食べると10年長生きすることから「じゅうねん」と呼ばれ親しまれており、中でも同市のエゴマは特産品として有名です。  同協議会事務局の根本君江会長は「今年のエゴマは収穫が少し遅いようにも感じるが、完熟していて、品質は良い」と話しました。  申請中のエゴマは、来年1月の認証が期待されています。

作業中の協議会メンバー