サツマイモの産地化目指して 現地指導会開催

 JA福島さくらたむら地区は5月10日、田村市のほ場でサツマイモ現地指導会を開催し、生産者、田村農業普及所、当JA職員ら合わせて約30人が参加しました。  同指導会は5月下旬から始まる定植時期を前に開催され、定植から定植後の管理、雑草・害虫防除等について各機関から説明がなされました。  また、当JAさつまいも部会の佐藤松美部会長が定植について実演し、参加者は苗の向きや間隔について質問し熱心に学びました。  同地区では、震災前盛んに行われていた葉タバコ栽培から転換する生産者が増加し、耕作放棄地の解消や生産面積拡大のため、サツマイモの産地化を目指しています。  また、昨年9月には、同市内にサツマイモ貯蔵施設が完成し、品質の向上にも努めています。  今年度は、栽培面積330㌃、販売高1000万円を計画しています。

説明を真剣に聞く生産者ら